お正月に着たつもり(笑)の大島コ―デ、初めてカタス絣

どこにも行かないお正月(まぁいつもと大して変わりませんが)家で着物でもと思ってはみるも、結局はダラダラ雰囲気に流され着ることなく過ぎて。

もはや何か目的でもなきゃ着ないってことですね。一時期は毎日キモノが憧れでしたが、正直、日常ではやっぱり洋服がラクですもの全てにおいて。

なので、着たつもりでトルソーに着つけてみました。

大島紬と博多の袋帯でお正月コ―デ

特に、おめでたい柄というのはなくて(去年は刺繍の袋帯でおめでたい柄)普通のコ―デなんですけども。筑前博多の袋帯です。

辛子にひび割れ(笑)柄の帯揚げに、ラメ糸との組織り帯締め。幾つになっても好きですねキラキラが~★房の紫がこれまた気に入ってます。

譲られ着物大島紬は泥染めで茶と灰といった感じですね。少し色の入った草花と葉のシルエットが縞になっています。

袖巾肩巾共に伸ばした「裄丈直し」をしました。知識はあまりないのですが、これはカタス絣(Tの字)なんですね。カタスはこれが初めて。

カタス式絣はしなやかですね。手持ちにあるのは一元式絣(十の字)のみだったので、これが全くの初感触なのでした。

知ってしまうとまたハマる欲望の沼(笑)ズブズブ・・なんてね。とはいえ、好きなのはやっぱり一元の方かな。

一元を織れる織り手さん自体が今はもうかなり貴重な存在のようですね。もっと言えば大島の絣には更に貴重な・・ああ、止めておきましょう。”貴重”に翻弄されちゃう😅

八掛に厄除け込めて?

辛子色の八掛。見え隠れする裾には瓢箪と唐草がポイントで描かれてました。紬には珍しいしお洒落ですよね。

瓢箪唐草文は子孫繁栄や厄除けを意味する柄だそうです。吉祥文様のひとつなんですね。こんなところにおめでたい柄があったのですよ👍
また今度も譲られ着物をコ―デしていきたいと思いますが、このトルソーって着付けにくいものですね。人と違って足元の踏ん張りが利かないから、何と言っても帯が締めずらいのなんの。

自分で着た方が早いかもね・・😄