扇初め(踊りの初稽古)もまだ始まらないし、着物に袖を通すことなく3週間が過ぎました。それもあって「着たつもりコ―デ、着るならコ―デ」が続いております。
トルソー着付けは面倒?だったのが、続けば慣れてスムーズに。そして、これがまた結構な癒しになってもいるんですねぇ。
好きな着物に触れ、小物選びや仕上がりを眺めているうちに得られる心の満足感。トルソーを自分に見たて着た気持ちにもなったりして。
ということで、今日は譲られ着物の最後、その5を着付けてみました(その1、その2、その3、その4)
お太鼓で大島紬のお出かけコ―デ
泥染大島は私の好きな一元式。7マルキくらいかな? その2でも使った名古屋帯を合わせました。こういった系統の色はすんなり馴染むものですね。
想えば・・昔は大島に赤い(っぽい)帯って定番中の定番でしたよね。
(笑)やっちゃいましたね。半衿の衿合わせが逆でしたよ。八掛が辛子色で帯の一色とも似た色です。
長さもあって幅も広く被りやすいです。今私はショートヘアだし、以前のようにアップヘアだったとしても髪の乱れはほぼ気にすることもなさそうです。
組紐付き紬地の名古屋帯と帯小物
青緑(つくづくこの色好き)の帯揚げ。大島紬の帯締めは昔のものです。幅が細くて厚みもないのにピンときて、いつからか房を切り落とし三分紐として使ってます。
真冬のお出かけには防寒コートとスヌード
カシミア混の黒いロングコートは真冬1月2月に着ています。寒々しい首元には大判のストールか白のリアルファーか、そのどちらかをいつも使用していたのですが・・
大判でもストールはちゃんと何かで留めていないと、ズレたり風でひらひら外れそうになったりしてウザったい思いをしがちでした。
両手を入れてヘアスタイルをカバーするようにしながら、すっぽりかぶるだけ。ニュアンスの出るねじりとモコモコの型押しがお洒落。ダークグレーのぼかし色がコートとも合ったようです。
被り幅(高さ)が55㎝以上あるので、背中から襟足の上まで抜いた衣文がすっぽり隠せ超暖か。和装用に買ったんだっけ?と思うほど調和してますね。
これまで使っていたストールやファーよりも数段暖か。そう見た目の暖かさも大事です。
時間的にも寒さが増す稽古帰りには、頭からすっぽりかぶって帽子付きマフラーのように使おうとも思っています。汗ばんだ後は頭まで寒いので風邪予防です。
時には帽子も被ったりしてましたが、これで稽古日の寒さ対策に迷うことがなくなりそうです。(去年から稽古の会場が遠くなったので気を使ってました。)