稽古に行くならコ―デ、色長襦袢に透ける紗の小紋はどう?

今月いっぱいコロナ事情でお休みな踊りの稽古。

そこで、もしも今日稽古に行くならこんな組み合わせにしようかな?と、トルソーに着せてみました。

夏の薄物コ―デ、紗の小紋に色長襦袢を合わせてみたら

6月も中旬になると近年ではもう薄物でイイ!といった感じですね。本日、北海道の最高気温が28度ということで薄物にしてもおかしくない気温でした。

が・・バスに乗るしということで、なんとなぁく気分的に気後れするような地域性があるような無いような。紗はあと一週間待った方がいいかな?という気持ちもあったりして。

ならば・・白っぽい長襦袢で涼やかにといった雰囲気ではなく、いっそのこと色長襦袢なら涼やかさが抑えられるかもと、紺色のこの春揃えた新入り長襦袢を組み合わせてみました。

確かに、白系の長襦袢を着たときよりも全体の色味がグッと濃くなり”真夏らしい紗の雰囲気感”が少し抑えられるようです。室内撮影なので屋外とは見え感にも多少の差があるかもしれませんが、面白いです。

但しですね、もともと付いていた白地の衣文抜きがはっきりと透けて分かりますね。あと、これはそんなに変ということでもないですが半衿の白が衿元に透けて見えます。

あらあら?と思われたらチョット嫌かも・・そんな時のお助け羽織もの

濃い色の長襦袢なら尚のこと衣文抜きは共布だったらいいですけどね。

この場合、身頃の色が濃いだけに仕方のないことです。稽古の仲間うちでは言われても笑ってればいいし恥ずかしいこともありません😃

気になるのは、外を出歩く時(バスなど)と寄り道でお茶するかもという時。そんな時に役立ってくれるのが夏の羽織もの。衣文抜きの透けが全く気になりませんね。これでバスに乗っても歩いていてもカフェ(いちいち脱がなくていい)しても安心~👍

紗の着物に色襦袢はどんな見え方する?

着物はポリエステルの変わり紗です。接写だと色がちゃんと出ないのですが、近くで見るとこんな感じです。

まずはそのままで、手の透け感。
次に白地(真っ白じゃなくてアイボリー)の長襦袢を重ねて
そして今回の紺色の長襦袢を重ねて
後から見た袖振りの感じ。
こういった組み合わせって、好みが分かれますね。そういえばレースの羽織ものも紺系、長襦袢とリンクですね~

最後に、こんな裏ワザもアリ♪

衣文抜きの裏ワザ

衣文抜きって、私はほとんど使わないのです。けどワザワザ外すこともなかろうとそのままにしていますが(始末が面倒で)・・

衣文抜きの存在を目立たないようにするための裏ワザもあります。それは、衣文抜きを襦袢の内側に付けるという方法。

その着方としては、

内側に付けた衣文抜きに紐または着物ベルト(ゴムベルト)を通しておき長襦袢を羽織ります。両身八つ口から紐(またはゴムベルト)を表側へ出しておきます。衿合わせをしたら、紐(またはゴムベルト)を前で交差し後ろか横で結ぶか留める。

ということになりますが、アイデアも人それぞれですよね😊