小紋に紬に訪問着2月のお稽古着物70代

踊りの稽古に着ている着物

コロナ禍前に比べ、意識して箪笥の肥やし状態から着物や帯を解放している今日この頃です。稽古用ばかりではなく、よそゆき着物フォーマル着物も着るようになりました。

ということで2月第2週目(先週水曜)のお稽古着物、今回は小紋と紬と訪問着の装いを紹介します。

落ち着いた緑や赤の斜めに入った染柄がモダンな小紋です。一見絞りのように見えたのは膨れ織りのようなちょっとポコポコした手触り。

地文様も入っているのですが、極小さな粒状の柄が並んでいて中には冴えた緑の粒がアクセントになってるの。昔の着物地はホントに凝っていましたよね。
こちら色無地着物のような地紋の入った小紋です。灰青地に草花柄ですが、ワタシこの地色と柄の色、好みですねぇ。

昨年から、ご自分で二部式にした名古屋帯をよく締めて来られますが、半巾帯も最近は変わり結びなど工夫しておられます👍
黒に赤、疋田(ひった)柄の小紋。少し離れると茶系に見えるので、”赤”にとらわれることなく末永~く着られますよね。
緑と黒のモダンな変わり格子、光沢のある紬です。絣が美しい濃淡を表現していますよね。着物と同系色の名古屋帯に朱が効いてます~
待ってましたの訪問着。最初に誰かが着て来てくれれば、他のみんなも「じゃあ私も出そう(箪笥から)かな着ようかな😊」という、励みになりますよね♡

薄い灰紫といった感じの色が上品です。水辺?に草花そして渡橋。橋の形状が大人の粋を感じます。それでいて草花の染色が若く現代的、素敵ですね。

色も柄も個性的な名古屋帯でオリジナルな変わり太鼓です。
そもそもは時代の流行りで今の四角いお太鼓型が主になっただけ。帯結びって本来決まりはないんですから、礼装でない限りは自由に結べばいいんですよね。

次回はどんな着物コ―デを見せてもらえるのか、楽しみです。