厳寒の2月雪鳴り、チョーほっこりな無地の紬と辻が花

北海道の2月と言えば一番冷え込む時期。そんなときにピッタリの超ほっこりな紬を着たくなります。本日稽古日の着物コ―ディです。

玉虫の紬に染帯のコ―デ

わりと厚手の紬なので、着ると衿の重なる胸元がいつもよりチョットぶ厚くなります。この紬は目にも感触も暖かな、素晴らしい織り地の無地紬(色柄の織り出しや染柄のない)。

ちょっとした楽しい思い出のある紬です(紬との出会いエピソードはこちら)あの時の青空骨董市から15年近くも経ってる~。着物を着るようになって初めて、骨董市って楽しいし面白い😁と思うようになりました。
金茶色というのかな?見る角度や光の当たり具合で表情が変わるのですが、ライトの下だとゴールデンに輝くのです(”金”好きなもので~😆)趣きもあって何とも好きな1着。

麻の葉が織り出されています。
この帯との組み合わせも10年近くぶりです。ふくれ地に辻が花などの染めでこの色味が気に入って過去に仕立ててもらったもの。

着物の八掛が紫なのですが(長襦袢も紫)、それに合わせて紫の帯揚げを。帯にも紫系が入っています。帯締めに紫のぼかしを当ててみたのですがシックにまとまり過ぎて却下。

そこでたまたまのコレが意外としっくりきました。紬の素朴さには丁度良かったのかもしれません。帯締めは濃い小豆色に灰で、帯の色とも調和してると思います。

昔に買い揃えたうちの1本でしたが実は全くの未使用でした。色や質感がなんだか素朴すぎて垢抜けない感じがしていたからです。それがなんとまあ意外😆

合わせてみるものですね。取っておくものですね~
以前は稽古と言えば半巾帯一辺倒でしたが、最近は意識してお太鼓系をしています。箪笥でぺっちゃんこ状態だったのを順に開放してあげてる最中なんです。帯も喜ぶよね👍

稽古への道行き雪鳴りの音

近年では、昔のような”厳寒”でもなくなってきています。昔だと鼻息を強めに吸うと、鼻の穴がくっつきましたからネ😨

それでも雪を踏みしめて歩く音がキュッキュッと鳴ります。
聞こえるかなぁ?雪鳴りの音。。💧