長襦袢の赤い絞りに心奪われて70代以上の着物コ―デ

3月中旬のお稽古着物(普段着的、お洒落着的)70代以上の着物コ―デと、私が心奪われた素敵な長襦袢をチラッとご紹介。

いい色だなぁと思っていつも見入ってしまう、こちらは色無地。なんとなく赤みの入った薄い黄色系。辛子とはちょっと違う。

お嫁入り時に揃えてきたうちの一枚で50年以上前のものだそう。なので胴裏はすでに絹戻りして「真っ黄色!」(でもないけど)らしいです。昔のはほぼそうですよね。

内袖がまたお洒落で、ジョーゼットのような生地で濃い抹茶などの暈しで柄物。半衿も帯も似た色を合わせてました。
大島調の紬に、半巾帯は米沢織りかな?素朴♡着物の柄と帯の色がマッチしていい感じ。

型染め小紋に片身変わりの半衿。私が随分前に趣味で作りプレゼントしたものですが、こうしてずっと使ってくれてるようで、なんか嬉しい。

ブルーグレー系のぼかし小紋に二部式の名古屋帯です。ご自分ですべての帯を二部式にリメイクされていますが、今回のは「失敗しちゃって・・」と。

処分する前に1度だけ使用、なんてことを仰ってましたが、勿体ない!とみんなで止めました。刺繍の丸文古典柄が素敵ですよね。

巻く時イラッとする帯、ご本人曰くです(笑)でも今回はなぜかすんなりと気持ちに馴染んでくれたそうですよ。小紋は植物柄。

一枚は欲しいと思う赤い絞りの長襦袢。稽古の帰り際、袖からチラリと除く赤に目が留まり、見せて~とお願いした長襦袢です(着物に内袖が付いてるけどこの長襦袢を着ているので、襦袢袖が二枚になってます)

素敵ですよね!もう着れなくなるからと久々に箪笥から出したのだそう。こんなに思いっきりたくし上げ見せてくれました。

赤の入った長襦袢は、いくつになっても着ていたいと思うのは私だけ?せめて壁に掛けて眺めてるだけでもいい?そんな長襦袢。