3月第2週目のお稽古に着てきた着物を写させて頂きました。そして、今回は襦袢袖もチラッと紹介します。
長襦袢や二部式襦袢、または「内袖」「うそつき袖」と呼ばれる襦袢の袖だったりと様々。
「内袖(うちそで)」とは着物の袖裏に襦袢袖を縫い付ける方法で、それぞれハンドメイドです。踊り関係ではよくやっている方法なのです。
以前は私もよく作りましたが、内袖って特に他のと袖丈が違う着物にはうってつけですよね。例えばこんなふうに。(過去画像)
灰紫にちょっと暈しが入った花柄小紋に名古屋帯も似たお色、更に長襦袢までも😁トータル同系色の組み合わせですよね。
以前はこーんな遊び柄の襦袢袖に、みんな驚き面白がっていましたっけ(ドッキリ長襦袢)
お次は、きりっとした深い緑系の紬に、薄ピンクな植物地模様の内袖。帯結びは定番の変わり結びで淡いピンクやグリーンなどの市松が優しい雰囲気です。
黒に赤のおっかけ縞は粋な感じですね。
稽古の会場に入ってこられた瞬間ハッとしました。
というのは・・私の母がまだ50代の頃だったと思いますが当時仕事で着ていた着物の色柄やイメージがリンク。勝手に懐かしさが込み上げたワケなのでした😊
よく似てはいるけど母のはウール素材で金糸も入っていました。一見高価そう?で実は手頃な価格で買えるウール混紡だったのね。昭和のウール着物全盛期の頃には本当に凝った様々な種類がありました。
それも日常での着物離れを防ぐ(と言っていいか分かりませんが)業界の知恵だったのですよね。一世風靡したのですから😄