絞りの紬と思い出博多帯、春先のロングコート

3月最後の着物です。下旬ともなると、袷仕立てのほっこり紬系は気持ち的にも着る気分にはならないのですが・・

紬でも割と薄手ということと曇り空であるということで手に取りました。暑苦しく見えなさそうな色味でもありますね。
合わせたのは、かがり仕立ての名古屋帯。着物と合う色だし、しばらく締めてもいなかったので丁度良かったです。

この帯は十年以上前に地元の呉服店で初めて自分で帯反を買い、節約のために自分でチクチクかがったのですよね。

博多織のごくオーソドックスな八寸帯。これは一生使える色柄ですし思い入れもあるので手放せない一本です。
アイボリーの帯揚げと春っぽいペールグリーン?の帯締めを合わせました。着物の色味とリンクしてますよ😉

お稽古中は暑いので、試しに長襦袢を早くも単衣(袖無双ではなく)にしてみました。気候的に和装ストッキングも履くのをやめました。

和装コートは化繊のロング道中着と。しかし今日は風が強く冷たい。薄手でもまだショールは必要です。足元は道路の雪もほぼなくなったので防寒草履から雨草履に替えました。
これでもしお天気が良かったなら、もっと春っぽい色、白地にブルー系の小紋にしたかったのです。そうすると帯もまた別のものになりますか。気が変わらなければまた来週ですね。