いいね!はんなり付け下げほか、紬に色無地小紋など2月中旬のコートや大判ショール(画像多め)

この日は晴天なのに気温はマイナス22度超えという、この冬2番目の冷え込み。雪道も凍(しば)れて硬くなり、歩けばギュッギュッと雪鳴りがいつもより響いて。。

手袋していてもヒャッコくなってしまった(冷たくなった)指先を温風にかざしてるところ・・着物は一見色無地雰囲気な付下げ、淡い紫の刺繍柄です。
コード刺繍や浮彫のように施された刺繍、花には淡い染にコード刺繍が。平安の?物語を思わせる文様ですよね。上品で落ち着いて、さりげなくも趣のある凝った作品なんですね~😊
こちらも紫系↓色無地です。二部式にした帯の花丸文様と色も雰囲気もぴったり!
いつもご自分で髪をきっちりとアップに結って。コロナ前までボランティア舞踊の活動をしていた時も、ヘアスタイルから衣装作りまでよく工夫を凝らしていたのです。今も細々とハンドメイドを楽しんでいるそうで、布愛に溢れてますよ💓
縮緬の型染め。衣装で使った半衿を使用で、舞台から遠ざかった今こういった小物類が沢山残っていて使わないと勿体ないですね。桜紋に赤い千鳥の長襦袢。
どちらかというと女性らしい花柄小紋の多いこの方の、今回は紬。沖縄の芭蕉布を想わせる色合いじゃないですか?こういう色合いに私はハートマークなんですよね。
赤の絞り長襦袢は振袖用のを袖を短く仕立て直したんだそう。着物女性にとって、赤い長襦袢は永遠の衣💞

切りばめになった更紗柄の小紋、渋くも深みのある、いやー着物って着姿を一見するだけではほんと勿体ない。じっくり色や柄の一つ一つを愛でたいものですね。よく見れば見るほどに美しさの深みにはまりませんか?😍
遠目では薄めオレンジの紬、爽やかで元気が出る感じ。けどよく見ると多色使いの織りになっています。
面白いことに気づきましたが、着物の色使いが帯の中にある色とほぼ同じなんですよね😃

偶然とかたまたまというよりは、きっと脳内で着物とリンクする色合いを知らず知らず探し見つけ出すものだと思うのですよね。その逆、異パターンを選ぶときもやはりそうだと思うのです。”気分”とか”好み”ってそういうことだと思いました。

最後に、数人のこの日のコートや羽織ものです。ベルベットだったりカシミア混のウールだったりと、いろいろ。衿の形も様々で、千代田衿・被布衿・道行き衿などでした。