洗える小紋にカルタ結びのお稽古着とうそつき

お稽古は簡単下着で洗える着物コ―デ

手触りがよく柔らか、高級なポリエステル着物感の、今日は「さんび」のシルック着物。この頃はきちんと長襦袢を着たりお太鼓結びも多くなっていたので、簡単にラクにようと思いました。

一見茶系な、三色の細かな石畳を敷き詰めたような柄。それがポコポコとした生地になってるので着るとひとまわり肉付きがよくなります。よく言われる「総絞は太って見える」現象?みたいな感じ。

だからということでもないですが小物に黒を使い引き締めてみました。

三分紐状に使った細い帯締めはこげ茶。帯止めは黒とクリアのビーズ編みです。半衿には刺繍が入っていてますけど、黒地だからか可憐というよりもキリッとした感じになるみたい。だから好きです。

カルタ結びもいいものだ

半巾帯の時は貝ノ口系が主でカルタ結びをと思っていても、気が付けばいつもの結びになりがち。着物を着始めてから今日まで、たしかこれでたったの2回?手が慣れればこれも楽でいいですね。

帯締め等をしなくても崩れないですね。お尻に出している帯先(タレ先)は、都合上帯の裏面が出ますけど、これ帯の中でひとねじりして出せば帯の表面が出ますね。今度はそうしてみるヮ👍

筒袖にうそつき衿と裾除けで

久しぶりにうそつき系の着方にしました。長襦袢代わりのこの三種類です(肌着の上に着用)

🔍あの「たかはしきもの工房」さんのオリジナルで本来は夏用なのですが、袖裄丈(袖幅)が一般的な筒袖半襦袢のそれより少し長めなのが良くて、季節に関係なく使います。

筒袖には替え袖機能(マジックテープ付き)ありですが、今回は替え袖なしで筒袖のまま。薄く見えてますがワキ汗対策シート付き。背中の汗対策シートは自分で付けたものです。

🔍ポリ二部式襦袢の裾除け。着物もポリということから静電気防止スプレーのお出まし。

🔍筒袖襦袢の袖を外しただけのうそつき衿。脇部分の縫い目を全部解いてますが、こうすると抱き合わせ具合が自由になるので、衿合わせの詰め加減開き加減抜き加減も自由自在です。なので踊りの衣装にググッと衣文を抜いてもピタッと衣文の男性着流しにも使える👍


一時期はこういった”うそつき”をいろいろと楽しんでいて、また半巾帯一辺倒だったりもしました。今回久しぶりにやってみて「やっぱラク~!(気分的に)」と新鮮な気持ちになれました。