2月下旬の70代80代お稽古着物

すっかり恒例化している先輩たちのお稽古着物ショット😄

毎週ご協力くださってありがたいです。こうして写させていただくようになってから、より皆さんの着物を愛でさせてもらえ着物談義も広がったりと、それもまた楽しいひと時。

ということで、2月最後のお稽古着物はこちらで~す。

全体的に薄いグレーの小紋は、叩きに麻の葉と芝が染められています。グリーン系のお太鼓は自作の二部式。差し色で素敵な帯締め。

昔は、二部式のお太鼓って実際に売ってはいてもあまり一般的ではなかったですよね。「二部式なんて😏」とか、ちょっと敬遠されがちなそんな存在だったように思います。

最近は二部式もすっかりポピュラーですね👍出来るだけラクにササっと時短で着たいとか、アンティークものなど短めの帯を活かし使いやすくするためにとか。ハンドメイド帯として個人作品の販売なども有ったりしてね。

普段やお洒落着物では”いかに自分らしく楽しむか”を自由に追求出来てるいい時代😄

こちらもグレー地の縮緬小紋で市松には細かな江戸小紋柄が。帯と半衿の色がお揃い。

赤と黒の絞り柄。全体の色が落ち着いた赤茶にも見え、色の妙というか面白いですよね。

あられに吹き寄せが斜めに流れています。衣装では必ずと言ってよいほど重ね衿をしていますが、お稽古着物にもよく色のポイントとして特に赤が縫い付けられていますよ。

灰味のあるグリーンにグラデーションの縞小紋は紬。先週の薄めオレンジ系紬とは体への沿い具合が違いますよね。質感とともに色柄的にもグッとスマートに見える今回の着物😉

洋服でよく言われる”着やせ”って、着物にもやはりあるんですよね。色や柄、質感によって見え方もけっこう変わるもの。そりゃそうですよね~

来週の稽古はもう3月、早いねー😆

春になって雪もすっかり解けた頃、数人がお稽古に戻ってくるはずなのでそれもまた待ち遠しいです。