付下げ小紋いったいどれほどお持ちですか!?こぼれ話

カテゴリー70代の着物にて、この数年は踊りサークルでのお稽古時に着て来られる先輩方(先生を含む、70代80代)のお稽古着物も紹介しています。

ある時に、もしやこれは付下げ小紋とも呼ばれる一方付けの小紋ですか?と尋ねたのが始まりで、そこから興味深々になった私。

付下げ小紋は聞いたことがあっても又ネットでの画像で見ていても、実物との出会いは初めてだったので嬉しかったのです。着物に親しんで10数年見かけることもなく、いやもしかすると気が付かなかっただけかもしれないけども。

付下げ小紋って私の印象では”通の着物”という感じ。だってさりげないじゃないですか?素敵な小紋ね♪あら!付下げ(一方付け)じゃないの~!的なシーンを想像しちゃう😆

一般的なフォーマル着物を着尽くした人の洒落感というか遊び心と言った感じがします。で、今回着てらしたのがこちら。上品ないい色!織り出し地紋様も素敵だな~

初めは分からなかったのですが、右側の衿から肩までの亀甲柄が繋がってることにアレ?と気づいたのでした(写真撮りそこなった)左側の衿もともそんな感じで、聞けばやはり付下げ小紋とのこと。

後側はこのようになってます。付下げや訪問着のような柄の繋がり流れ。

そこでまた聞いてみましたよ。

先月のブログページ→まだあるの!?一方付け(付下げ小紋)・・ に書いてますが、まだあるよと仰ったのを勝手にあと一枚はある、というように解釈してました。

恥ずかしいんですけどまた尋ねましたね😁いや失礼ながらも、好きなのでそこは正直に。

「先生!私がこれまで見せて頂いた一方付けは確か4種類なんです💗今日ので全部ですか~?(あくまでも可愛げに)私楽しみなんですよね!と。

すると、先日の「まだあるよ」から、今回は「まだまだあるよ~(笑)」に。なんと”まだまだ”って!いったいどれほどお持ちなんですか😳と、感激してしまいました。だから、ぜひぜひ着て見せて下さいね楽しみにしてます😍!ともお伝え。

やらしいハナシ、ここで紹介してきた、それこそ先生の付け下げ小紋の枚数はこれで5着になりますね😅いつか「付下げ小紋まとめ」?なんか書いちゃいそうな勢いです。

私の密かな楽しみでもありま~す。

数年前より、今あるもの何でも着て来ましょうという全員の意識心がけから、稽古用の着物に限らず洒落着だろうがフォーマル着だろうが自由に着て稽古に集っています。私たちの年齢を思えば箪笥の肥やし防止、そした老化防止(😅)の一環なのです。

長くなったので、同じ日先輩方のお稽古着物はまた後日ご紹介しますね。