稽古には何着て行こう?と、前夜に布団の中で着物と帯だけ考えておきました。
お太鼓にする予定だったので帯締めと帯揚げだけは当日の気分で色合わせです。ということで、今日は白大島を着ました。
帯は染めの名古屋帯で塩瀬地です。このお気に入りの一本は紫地に流れるような線の草花。柄が好きで特に前帯の構図が好き。花部分には抑えた金銀が施されています。
昔は織りの帯(先染め八寸)一辺倒というくらいそれが好みでしたが、この頃は染の帯(後染め九寸)も好き。好みって変わりますよね?それもグルグルと😊
今回は帯枕を使わずにこじんまりとしたペタンコ太鼓です。普段に丁度よしなラフ太鼓👍角出し用の細くて平たい帯枕でもいいんですよね。それだけで気分からして軽快になる。
畳んである着物に帯をポンと乗せ、帯揚げと帯締めをポンポンと置いてコレか?いやコレだなとか言いながら・・いつもそんな選び方。
どちらも着物から又は帯の一色から取った色使いです。同系の色か逆に反対色かによっても目指す雰囲気は随分と変わりますよね。小物の効果は大きい~
そういえば、”白大島を着る時期は?”とかってけっこう検索があるようですがどうなんだろう決まりってあるんですか?
そもそも大島は冷たい質感で、白大島となると尚寒々しい感じ。なので冬には控えるという方はいる。昔ある年の冬のこと、白大島は1月になれば着ていいからねと教えてくれた人もいたっけ。
ふむふむ、本来は決まりってあるの? あなたは決めています?
私は、これ袷仕立だから単純に袷の時期に着るただそれだけ。特に疑問なく考えもなく、あとは気分次第だし天候次第。足元の良し悪し大事ですからね。(泥はねだけはしたくないから)単純~😄
去年は1度、違う帯で春に着たんですね。(過去ログ 明るい色を着たくなる春・・ )