雨予報のお稽古は濡れてもへっちゃら綿麻縮みの着物で

今日はちょうど舞踊の稽古へ行く時間から帰宅する頃まで、ずっと雨の予報でした。
なので、濡れても汚しても平気な着物にしました。

色的にも暗めの色にして、自分で楽に洗えてアイロンも必要ない着物・・といえばその代表格はやっぱりポリエステル着物となりますが、今日は綿麻にしました。
紺にグレーのライン。
麻と綿が半々の生地でシボのある縮み着物です。薄いけど透け感が殆どないので単衣時期も可能だし、半衿を使わずに浴衣としても着たりと着るのもセルフメンテするのも便利で気楽な1枚です。
麻の半巾帯を「浪人結び(侍結び)」に。本来は男結びですが今では女性も好んで結んでいますよね。簡単で楽な結び、男だけじゃもったいない😁

私が浪人結びをするときによくやるのがコレで、長く取っておいて通した手先を折り返し戻すことで少し女性的な雰囲気が出ると思います。

帯が麻ということで、この結びだともし緩んできたら嫌だなと組紐をしておきました。これで気がねなし。グリーン系筒状のビーズ帯留めをプラスして。
いつもならこういった帯の柄線は下側にくるよう巻くのですけど、今回は気が付けば上側にきてしまいました。下側にすれば丁度帯締め等をした時に線と重なり、その方が好みなのですよね。まぁいいやってことでそのまんま。

少しでも蒸し暑さをしのごうと、着物の下着には筒袖の半衿付きサラシ半襦袢と綿クレープのステテコと軽装にしました。

で、結局雨は予報より極端に少なくてほとんど濡れることもなく澄みました。こういった天気の変化はありがたし👍

雨が降っても降らなくても蒸し暑さにも、夏は麻や麻系の着物が気持ち良いです。