いよいよ6月も最終稽古日、先輩方の着物を紹介します。
以前ちらっと教えて下さったことですが、こちらの色無地は昔舞踊の師匠から譲られたもので背にひとつ紋があったそうです。それをご自身で紋を見えなくしたとのことでした。
それは、身幅直しついでの紋消し(隠し)です。
身幅を狭くするお直しの際に通常なら肩側(身頃横)で調節するところ、あえて紋のある背中心側で調節した(紋を縫い込んだ)ということ。それって衿や衽にも手を付けなければいけなくてけっこう大ごとなお直しじゃないですか。
それを忙しい合間にチョチョッと済ませてしまうのですから、さすが!昔は着物のお仕立てを仕事にされていたとのことで、それこそ元プロの裏ワザだなぁと思いました👍
そして、先輩方の着物紹介もそろそろ終わりに近づいてます😊