猛暑日の薄着物、襦袢も着物も帯もぜ~んぶ麻にしました

猛暑でしたね💦

今日は稽古の日でしたが、出かける気も着物を着る気にもなれず時間ギリギリまでウダウダ気分でした。

とはいうもののバスに乗り遅れないようババっと身支度💦半巾帯だとやっぱり支度が楽で速いこと~帯小物が全く必要ないのが半巾帯の利点でもありますよね。

ということで、本日も麻着物。セミの羽根のような・・とも言われる宮古上布にしました。帯も麻で二部式襦袢も麻と、オール麻コ―デ。

夏はこの組み合わせに限る!くらい。特に踊りの稽古時には麻の襦袢が必須なんです。というのも、肘から下の腕まで汗ばむので襦袢の袖が肌にペタッと張り付かない麻がとってもキモチ良いのです。

暑い日でも、時折吹く風がスーッと体を通り抜ける、清涼感ある麻が好きです。先週と同じ帯で結びも同じ。今回は帯締め等の小物はなし。

何度か過去にも書いていますが、これはリサイクルの男着物を自分で解き洗って、専門家に仕立て直してもらったという思い入れのある着物です。

女性着物だと絣柄も凝っていてリサイクルでも高額。サイズ的にも難しく、それならとたまたま男性用で身丈あげのたっぷり入ったこちらにしたわけ。身丈は十分取れましたし男性用ということで昔の物でも多少反物幅自体が広め。なので袖幅もゆったり取れてます。

女性的で素晴らしい絣柄よりもこの何気ない縞の方が、結果的には私向きだったなぁと着るたびに思います。

お顔も分からないネット上でのやり取りでしたが、あの時の和裁士さまにはホントにお世話になりました。お仕立て代金は市場の三分の一ほどとお安く母譲りの着物も数点仕立て直しを依頼したのですが、親切で丁寧に仕上げて届けて下さいました。

そんなことも含めて、これまで触れてきた着物たちにはそれこそ沢山の思い出が重なり合っているんですよね。

リサイクルもの昔のもの嫌いだった私がその真逆になったのは、着物との縁、母の着物が始まりなのでした。

では、まだまだ続く猛暑の中お互いに体調には十分注意を十分に自愛を😝