身丈つなぎ袖巾つなぎでオンリーワンな浴衣の出来上がり

パッチワーク浴衣が出来た~
左右の袖口
やってみたかったパッチワーク浴衣。と言っても別にイチからパッチワークの浴衣を仕立てたかったわけじゃなくて、あくまでも手軽にできる範囲でお遊び半分でやってみたかっただけ。まあパッチワークというよりは単純な継ぎ接ぎ浴衣ってところだ。

(前回の記事→リメイク用の浴衣を使って自作のパッチワーク浴衣を目論む

(この頃からやってみたかった2017年の記事→仕立ての技、裏ワザ|丈の足りない反物、仕立て直しにも、対丈や継ぎはぎで着物が出来る面白い例

浴衣の身丈出し袖巾出しを継ぎ接ぎでやる方法

そもそも買って置いたのはまとめ売り2枚のリメイク用浴衣。うまいことに両者似たような柄だったことも都合が良かった。

画像左の浴衣を主体にして、そこに右の解いた浴衣地を使って身丈と袖巾に継ぎ接ぎをして1枚の浴衣にする。というのが今回の目的だった。

接ぎ方は、1)袖口側に接ぎ合わせ。2)身丈の接ぎ合わせ。という、手間が一番少なそうな方法にした。2)は左側の衿先下の衽から裾にかけての継ぎ足しだ。

参考にしたのは2008年発行の「美しいキモノ」保存版付録。その当時私の心をときめかせた一冊だ。赤い印を付けてるのが今回まねた方法で、けど右衽は着ると見えない部分だから裾部分だけの接ぎにした。

配置を凝ってみるのもいいけど、お遊び浴衣だし自分のレベルではこんなところだ。それでも十分満足の1枚になった感。

早速明後日の稽古に着て出かけるが、人から見るとどんな感じを受けるだろうか?反応がちょっと楽しみ。

中古だからこその利点。それは洗いでしっかりと木綿地が縮んだ状態だということ(木綿は性質上縦に縮む)だからこの先も洗いでの縮みがなくラクなのだ。

浴衣を着てみた→(着たらこうなる自分でリメイクしたパッチワークな浴衣で稽古へ行く