夏祭りで朝帰りクッタクタ66才の長~い一日

夏祭り舞踊パレード

前ページ孫に浴衣を着せた日の翌日も夏祭りの中間日、この日は市民の舞踊パレードがあった。この市民舞踊パレード自体は昭和40年代から始まり、雨天などで中止になったこともありつつ今回は35回目らしい。

今年も、とある日舞舞踊団に協力加入してのパレード参加となった。一瞬我がサークル独自で参加してみようか?いつものではつまらないから思いっきり仮装なんかしてさ・・などと話も出たが、結局はいいアイデアも浮かばず毎度の協力参加。

サークルの仲間が全員参加したのではなく予定は5名だけ。この当日体調不良で急遽見送った人もいて、やはりこの暑さだし無理は出来ない。年齢的に今年を最後にするという人もいるし。
今回は規定の振り付けを大幅に変えて小道具も団扇から鳴子に変更。そのために、稽古の帰りには参加する舞踊団へ寄り一緒にちょこっとだけ練習もしてきた。

夕方4時半集合でパレード出発が5時半。待つ間もけっこうツライもの。先頭出発から3番目、終点到着まで約2、30分踊り歩く。額のハチマキは搾れるほど汗でぐっしゃりだ。

見物人も去年よりは少し増えていたみたい。それでも昔に比べたら相変わらず雲泥の差。もう歌も踊りもその他規定も、いい加減変えたら?とは毎回思うばかりだ。

終点地に着いたら役目終了で冷たい飲み物を頂き(市から参加者にお車代は支給される)お世話になった舞踊団と解散。その後待ち合わせていた他のサークル仲間と合流し、お疲れ様のお食事会。

そして、このあとの飲み会がまた大事だったのだ。

老体にはキツかった数十年ぶりの朝帰り!?

予定していた別の集まりに合流。集まりと言っても私を入れて4人で、地方から越してきた青年のために初めてだという祭り案内を兼ねてのちょっとした激励会。20代と40代そしてこの婆さんは見守り兼おサイフ(笑)役だ。まさに老若男女の飲み会。

作務衣、甚平、浴衣、私はパレード衣装のままと全員お祭りファッション。屋台道やステージ周りは熱気とともに人に溢れ居酒屋などの店内も大賑わい。食事でお腹がいっぱいになっていた私は飲むのもいつになく控え気味、聞き役に徹していた。

店を出ると、あの人の波はどこ行った?というくらいの静けさになっていて、「ラーメン食べたいよね」と店を探すも、これがまた閉店か満員かで諦め。結局は共通する知り合いのスナックへ。いつも気に掛けていた店だからいい機会だった。

そこでまた話が白熱!?ここでは全員ビール、ママやスタッフを含めまあよく飲んだものだ。気だけは引き締まっていたせいか意外にも私は酔わず、気がつけば深夜2時を過ぎてたから閉店と同時に帰りましょう。

・・とはいかず(笑)歩いて帰ろうってみんな言うから、そうかそうかと婆さんも付き合う。話しながら歩く道すがら、コンビニ寄ってカップラーメン食べながらアルコール飲みながら歩く若いもん。

そしてまたコンビニ寄ってアイス買う。店外に座り込み夜が白けてくる空を眺めながらアイス食べ~。この座った瞬間全員同時に「あ”~~」と声がでた。そりゃそうだ。1時間とは言わないが何十分酔いながら歩いた?トシに限らず足腰にくるわそりゃ。

私なんざ高齢なうえ、猛暑の中踊って疲れてのこれだから。ひとしきり休憩してから、40代の女性を先に家まで見送り届け(みんな家が近い)た。朝のこっ早に近所の目もあるから、この婆さんでも女性が一緒じゃなきゃマズイわけ。

もう空はすっかり白んで完全なる朝帰りだ。次はこの日の主役青年と別れて息子と2人家に着く。着ていたものをババッと脱ぎ捨て、こ汚くなった婆さんはとりも直さず布団へ。後のことは知らんと即爆睡!死んだように。。

何度か目覚めながらも、しっかり起きたのはその夕方6時とな!!ヒェ~
さすがに心身共に大疲労のまるっと1日だったわ。でも頑張ったし無事に役目も果たせたし良かったねと自分を褒めてやる。青年もちょっと深めな思い出のひとコマにはなったかな?とそこは気になるが。

ほんと何十年ぶりだろ朝帰り。。