紬の着物に「うそつき袖」を付けて楽に着るランチコーデ

久しぶりのランチへ、友人に誘われ出かけてきました。せっかくなので着物です。着物でも友人はもう驚きはしないので大丈夫です。
着物は真綿紬。紺色は羽織るとなんだかホッと落ち着きますね。名古屋帯だと仰々しいかなと、いつもの気楽な半巾ですが帯締めを添えました。

袖丈はほとんどが49センチのところ、この着物は51センチと少し長めなのです。なので手持ちの襦袢袖と丈が合わず。そこで襦袢生地のはぎれを買い自分で袖だけ作りました。

それを直接着物の裏、袖付け部分に縫い付けてあります。「だまし袖」とか「うそつき袖」あるいは「付け袖」「内袖」ともいわれてますよね。

これで一応は長襦袢を着ているように見えます。一緒に日舞を習っている方達の稽古着物は、ほとんどがこのように簡単な着付けです。

この襦袢袖は確か男物の金通し襦袢地の端切れだったと思いますが、厚地でしっかりした生地なのでその分重さもあります。
この地紋が好きで選んだわけだけど、重みがあるのでやはり女性の襦袢向きではない感じがしました。

袖の長さは、たかが2センチでも印象が変ります。この着物の雰囲気からすれば、もっと短い袖丈のほうが合うと思うのですが・・後ろから見ると特にそう感じてしまいます。
着物の肌着は、和装ブラといつもの着物スリップを着て。あとは筒袖の半衿付き半襦袢と裾除けです。超簡単にしていまーす。