② 着物をリメイク、「うわっぱり」と「前掛け」が出来ました。

先日の着物からうわっぱりが出来上がりました。

解いていて気がついたことがあります。

この反巾は広幅でした。なぜ分かったかというと、背中心を解いたら、それは1枚につながっていたから。
「反物の耳」ではなくて「つまみ縫い」だったんです。これは着物の反物ではなく、洋服の生地だったのでしょうかね?

それと、モスリン(薄いウールで、冬の襦袢や腰巻などに使われているような)のようですが、やはりポリエスルとの混紡のようでした。

手順を簡単に説明すると、

着物を好みの長さでそのまま横にまっすぐ裁断し、裾の始末は内側に折り縫っただけ。

袖丈は45センチに切り、振りから袖口までにかけて大きな丸みをつけました。袖口にはゴムを入れて水仕事をしやすいようにしました。

着物の時よりも袖付け幅を増やしましたが、蒸れ防止のため全部は閉じてしまわずに3センチ程の開きをつけています。
上着をもう10センチくらい短くしても良かったかもです。そうすれば、前掛けの丈をその分長く出来たでしょう。

前掛けは切り離した着物の後ろ身頃を使いました。巾はそのままにタックを2本入れました。タックはもう少しだけ中央寄りにしたほうが良かったと思います。

私の良くないところは・・
適当というか基本がなっていませんで、きちっと計算せず適当なところ。なので、余計なところで余計な時間が掛かってしまうのですよね。
そして手縫いなんです。
ミシンでダダーッと縫うほうが早いのは分かってるのだけど・・それを出して準備するのがおっくうで、チマチマチクチクなんです。
前掛けを外せば近所のスーパーくらいはこのまま行けますね。

昔、母がよくこんな格好で家事をしていましたよ。
袖から出てる腕、手の感じ・・お母さんとおんなじだ~っていつも思う。。


今朝、ガラガラ~ッと玄関の引き戸を開けると・・

あ、お母さん! 
着物姿でニコッと笑って立っていました。まさに私そのものの顔と姿。。
え?わたし?

そこで目が覚めたという・・
久しぶりに母の夢をみました。

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