先日の着物からうわっぱりが出来上がりました。
解いていて気がついたことがあります。
この反巾は広幅でした。なぜ分かったかというと、背中心を解いたら、それは1枚でつながっていたから。「反物の耳」どうしを繋いでいたのではなくて、その縫い目は「つまみ縫い」の方法だったんです。着物の反物ではなく、洋服の生地だったのでしょうかね?
それと、モスリン(薄いウールで、冬の襦袢や腰巻などに使われているような)と思っていましたが、ウールとポリエスルとの混紡のようでした。
- 着物を好みの長さでそのまま横にまっすぐ裁断し、裾の始末は内側に折り縫っただけ。
- 袖丈は45センチに切り、振りから袖口までにかけて大きな丸みをつけました。袖口にはゴムを入れて水仕事をしやすいようにしました。
- 着物の時よりも袖付け幅を増やしましたが、蒸れ防止のため全部は閉じてしまわずに3センチ程の開きをつけています。
上着をもう10センチくらい短くしても良かったかもです。そうすれば、前掛けの丈をその分長く出来たでしょう。
下の画像、前掛けは上っ張り作りで切り離した着物の後ろ身頃を使いました。
- 6センチ巾の紐分を残り布から切り出す。少し長めに、後ろでリボン結びが出来る長さ。足りなければ繋げる。
- 紐はまだ始末せずその中央に後ろ身頃巾を置きタックを2本入れる。タックを入れた身頃巾を挟むように紐を3センチ巾に折り始末。
私の良くないところは基本がなっていませんで、きちっと計算せず適当なところ。なので、余計なところで余計な時間が掛かってしまう傾向があります。そして、ミシンでダダーッと縫うほうが早いのに、それを出して準備するのがおっくうでチマチマと手縫いなのです。
今朝、ガラガラ~ッと玄関の引き戸を開けると・・あ、お母さん!着物姿でニコッと笑って立っていました。まさに私そのものの顔と姿なのだ。え?わたし?
そこで目が覚めたという・・久しぶりに母の夢をみました。