なんだか忙しいこの頃、会恒例の忘年会も超楽しく終わり、年内あと一つのイベント参加が終わると踊り関係の行事は全て完了。ホッとするのはそのあとかなぁ。。
先週の稽古は舞台が終わった翌日ということで、普段の稽古はせずに全員お洋服での集合でした。けれど「ひょっとこ踊り」というのをやるということで、とりあえずハッピだけでも羽織ればOKだからです。
振り付けはちゃんとあるのですがキッチリ綺麗に決まるよりも不格好に滑稽に踊る方が面白いので、何度か練習し覚えたら、あとはアドリブし放題です。
それはさて置き、今年度最後の練習日今日も「ひょっとこ踊り」なので洋服でもOKでした。けど着物。二部式着物です。
この形の二部式着物って洋服的な着心地だけど、見た目雰囲気ちゃぁんと着物。
コートを着てたら、いち部分的しか見えないので普通の着物を着てるように見えるし。だけど背中の膨らみ(帯の)がなくストーンとしちゃうので、なんだか横から見るラインや後ろ姿には物足りなさを感じますね。
この着物にはちょっと手を加えてあります。
定番の、大きなリボンが・・苦手だったんですよね~
ずっと前に書いたその内容が↓です。
定番の、大きなリボンが・・苦手だったんですよね~
ずっと前に書いたその内容が↓です。
稽古の休憩中の話、
ほとんどの人がこういう二部式着物を持っていて、やはり同じこと言ってましたね。上着の紐が太いし長いし、どうも好きじゃないって。
中にはとっても小柄な人がいて「身長もないのにリボン縛りした紐ばかりが目立つ」とか言ってました(笑)で、紐を細くした人、長さを半分に短く切ったという人もいました。
化繊の二部式着物を、雨コートがわりにしてる人もいるくらい便利なものであります。私もその経験あり~
また、手持ちの着物を上下に切って二部式にしたという人も2人いました。実際に見せてもらったこともあるので、そのうち自分も作ってみようと思っています。
候補はもうきめてるけど、まずはやはり裏地のない単衣がリメイクしやすいですよね。
二部式着物の種類あれこれ
二部式着物も、普通の着物と同様に、単衣(ひとえ、裏地なし)袷(あわせ、裏地あり)薄物(うすもの、真夏に着る盛夏用)があります。更に二部式着物といってもタイプがありますよね。大雑把に分けると下記のとおり。
⑴ 帯の要らない二部式タイプ
よく売ってるし、よく見かける形。スカートは通常の着物みたいな仕立てに紐が付いた感じ(紐通しも付いている)
上着は背中に膨らみを持たせるようにタックが入っていて、太いベルトのような裾に長い紐が付いていてリボンに縛るようになっている。元禄袖(丸みが大きい短めの袖)で、振りの開きや身八ッ口はない(男着物のように閉じてる)。内紐あり。
「背中の膨らみと太く長い紐」は、私のように嫌いな人も多いけど、そこには意味がちゃんとある。帯がない分のボリューム感、バランスをあれでとってるんですよねきっと。
衿が重ね衿をしたように作られていて、それもポイントに。
⑵ 帯あり帯なしどちらでも対応の二部式タイプ
たまにネット販売で見かけたり、サークルの先輩が自分で作ったり仕立ててもらったりしてたのがそういった形。スカートは⑴のと同じだけど、上着は通常の着物とほぼ同じ(内紐外紐は付いてる)で、
それは帯をする前提の二部式だからです。なので帯をすれば見た目二部式にも見えない。
袖丈も振りも身八ッ口に関しても普通の着物と同じです。
もちろん帯なしでもいいのですが、その場合着姿は⑴の方が断然見映えがいいです。
二部式着物のタイプとしてはこんな感じでしょうか。まあ特にオリジナルな商品(衿のない二部式とか)というものは別にしてですが。
どうなってるの?二部式着物
かつてネット通販で商品を見たときに、よくわからなかった部分があって購入するかどうしようか迷ったものでした。
その部分を写真を撮りました。こんな風に写真なり説明なりがあったらもっと分かりやすかったなあと思い出したので。ちなみにこれは裏地のある「袷仕立て」です。
「すそすぼまり」に巻くと気姿もキレイに決まりますよ。(私は、巻きはじめと巻き終わりを少し上に上げて紐を縛ってる)
以上です。