泥大島に「うそつき袖」シックな茶系コ―デとセルフのヘアセット★リハーサル終了

ステージのリハーサルが終わりました。

何十組も出場のため時間の関係上たった1回のリハーサルです。その1回で初めの立ち位置をそれぞれが確認します。

あとは本番の出たとこ勝負?あまり構えず楽しむ気持ちで臨みます。

そんな本日の着物は泥大島で。「泥」といえば茶・・そこに帯も茶系と、地味系のコ―デにしました。
特に踊りの時には長襦袢を着たくないので「うそつき袖」の付いた着物を選びました。(普段の練習には筒袖の半襦袢が多いです)

なぜなら、腕のつけ根あたりや袖の中は出来るだけ衣類の重ねがない方が、肩から腕の動作所作が滑らか?に動きやすく踊りやすいからです。
地味な色合いなのでチラッとだけ見える袖には、好きな色味の鏡面柄を付けてあります。

以前、羽織から袖なし羽織(ベスト)にリメイクした時に外した「袖の裏地」を使っての「うそつき袖」です。(その袖は柄を切り抜いて帯にアップリケ)なーんて素晴らしい活用ワザでしょーって自画自賛してるんだぁ。

セルフヘアセット、周りの反応からもいい感じに仕上がったみたい。

数年前に所属していた流派では、舞台が年に2~3回その他イベントや祝い事などでしょっちゅうヘアセットが必要でした。なので自分で何でも出来た方が時間も短縮できるし経済的。

・・というか多分好きなんでしょうね自分でやるのが。舞台用のメイクも楽しいものだし。
男舞じゃないので、まあるく優し気にするために中には「毛たぼ」を詰めています。

上の毛がまだそんなに伸びていないしパーマっ気もない(この夏まではベリーショートのザンギリ頭)けれど、襟足が6、7センチもあれば大丈夫。

全体に逆毛をたてて、ハードスプレー掛けながらこんもりと好きな形になでつければOK。ピン留めが数本だけでも全然崩れないよ。所要時間15分でした。

すごく便利ですよねハードスプレーって。そうだ使ってるのはハードの上にスーパーがついてるんだった。スーパー大事(笑)
で、当日同じに出来るのかったら・・分かりませんけどね。今日はそのための練習、次はもう少し早く出来るかな?

あと、ステージではこのままじゃさみしいので後頭部右から耳あたり斜めに掛けて、造花の小さな白い花を押します。曲目は「細雪」です。

いろんな事が今に活きていますよほんと。ありがたいことです。
さ、頭崩してお風呂入ろ。。