もう単衣でも十分な日差しの中、本日の稽古に行ってまいりました。ほんと暖かい日でした。光沢のあるグレーが大好きです。その光沢がエレガンスをかもし出してるけれど、紬糸の節と絣柄が素朴でもあります。
この着物、今日も「大島」だねと言われました。「そうなの?」と返事しておきましたが、どうなんでしょう。3年前に 大島と言われた着物★「大島」と「大島紬」の違いでこのことを書きました。知らないよりは着物のためにも分かっておいてあげたい。
織地を拡大してみました。紬糸の節があり艶、光沢があります。光の当たる角度で均一な横縞の織り地が浮き出る。男着物のサイトでこれと似た反物を「縞大島」と書いてありました。一般的によく言う(染柄や織り柄の)「縞」とは違う意味での「縞」織りで表現した縞ですね。
変わり織のお気に入り半幅帯を締めました。帯締めをしないと解けてしまう結び方「やの字結び」です。