久しぶりの着物の着心地、藍大島コ―デ木綿柄半襟と格子帯

いやあ、ほんと久しぶりに着物着ました。

20日近くぶりだヮ。この頃は着物離れで唯一着物を着る機会の踊りサークルでさえ、今年はまだ始まってないんです。舞い初めは15日。他に運動らしきこと何にもしてない私、体が鈍りきっていますよ。

着物を着る時、ホントなら着物の方から体に吸い付いてくる感じがします。それがしばらく着てないと、なんだかしっくりきません。

肩から胸元、腰回り、背中と馴染み方に違和感あり、着物が体から浮いてる感じがするのです。なんでしょ、肩が落ちて(下がって)ないんですね。着るのにも、いつもより少し時間がかかりました。

けど、着て少しの時間が経つと馴染んできてくれるんですねこれが。その証拠に歩いてると腰紐が緩くなってるのに気づきます。着て動くうちに体がきちっと整ってくるんですね。腰が入ってくるんですね~

これは思い入れのある藍大島です。

古い着物を解いて洗い張りし仕立て直ししたもので、洗い張りすると大島は蘇りました。胴裏も八掛けも新しいものに替えたので気持ち良しです。もう7、8年経つのかな?こういう経緯があると思い入れも深くなるものです。

珍しく名古屋帯を締めました。けれどお太鼓ではなくて半巾帯でよく結ぶ「吉弥結び」に。帯地も帯芯も薄くて柔らかいので、こんなふうにも出来ます。

半衿の色柄が濃くはっきりしたものなので、帯にはシンプルな格子を持ってきたわけです。着物というだけで、なんというか余所行き感?がどうしてもある(個人的に感じること)ので、普段着感というかコナレた雰囲気にしたくてのこのチョイスなのです。

黒と金他伝統色、鯉の他伝統柄の半衿は木綿です。こんな色柄が好きで最近手にしたハギレです。木綿の半衿は、何度も使ううちに衿の端が擦れてきて色も剥げてきますね(そこまで使わないでしょうけど)そして、こんなはっきりした色柄だと着物も選びますね。

今日はこの半衿の気分でした。

予定では別の着物と合わせるつもりが、合わなくて。そういうことって大あり。ただイメージしてただけ、というのと実際に合わせてみるのとは、けっこう違ったりしますから。

この藍大島とも特に合うというほどでもないですが、なんとなく馴染んでくれたのでOK。

今日は久しぶりに街まで買い物がてら出掛けたのでした。1人です。けっこう歩いたからかストレス解消?にもなりましたね~ほぼ引きこもってましたから。

さて明日は友人と待ち合わせ。明日も着物にしましょかね。