ドッキリ長襦袢!70代80代のお稽古着物(12月初旬)

12月1週目70代80代の着物

雨が多かった(雪も降り積もりましたが)11月、そして11月最後の稽古この日の着物の様子です。
紬に絞りの小紋とエスニック感漂う裏表色柄違いの素敵な半巾帯ですね。この方の定番結びの結び方は→こちらです。
色とりどりの小紋たち、他人の着物はよく見える(隣の芝生は青い的な 笑)ものですよね。縮緬やちょっと変わった織りなど、私も見て触れて楽しませてもらっています。

小花ピンクの半衿も可愛い。
稽古に通うこと、踊りを覚え曲に合わせて気持ちで舞うこと、着物を選び組み合わせを考えたりのお洒落心もあってと、どれも若さの秘訣ですね。

12月2週目70代80代のお稽古着物

これで今年最後の稽古日とは早い締めくくり、先日の皆さんの着姿です。

まずは、源氏香などの柄が可愛い黒地の小紋に博多帯。以前教えてもらった簡単な角だし結びをしようとしたら、すっかり忘れてしまっていたそう。

足りない紐を取りに2階の和室へ戻るのも面倒だし時間は迫るしで、用意してた帯締めを紐代わりに縛っちゃったわww(笑)と。何年もやらないとダメなもんだねと話してました。

そうなんですよね、私も「やらなきゃ出来なくなる」という理由から、稽古でもなるべくはお太鼓系をするようにしてるのです

中もグチャグチャ、とのことでしたが、それなりの形になってれば平気。お稽古ですし誰もとがめる人はいないです。この日の私もそう、アルアルなことです😁

可愛い柄の長襦袢とドッキリ柄の長襦袢

半巾帯が唐辛子柄で可愛いと思いきや、長襦袢も唐辛子柄でした。半衿までも共布です。落ち着いた着物に対して、薄い辛子色に赤の唐辛子がピリッと効いています。
お次は、なななんとびっくりの面白柄!「四十八手」柄です。遊び心いっぱいの柄や粋筋的な柄って昔よくありましたね~。男性用の方が種類も豊富ですけどね。

過去の舞踊教室で皆一斉に作ったらしいです。これは朱に近い赤地に白ですが、逆パターンの色もあったとか。私も最近ネットサイトの中古反物でこれと全く同じのを見たばかり😳
なるほど襦袢になるとこんな感じねと、なかなか面白いと思いました。しかし、これを纏うのは勇気が・・😅粋な姐さんタイプとか貫禄あるタイプ向き?あとは年齢かなぁ。。

これはさすがに話題沸騰。ぱっと見は気づかないものの珍柄ですもん。さすが先生・・
着る勇気のある方、他にいませんか~?

紬にカシミヤのコートとショール

ワイン色の素敵な紬です。よく見えませんが横縞の地織りに琉球絣に似た柄が織り出されてます。半衿は片身替りなの。

捨てられずに済んだ着物2コ―デ

この日救い出された着物を、2人とも早速着ていらっしゃいましたよ。着てるところを見ると、やっぱりいいじゃないですかぁ!ねぇ
これからは、処分してしまう前にここで一旦広げてみよう、となりました。
そんな譲り合いも着物ならではじゃないかな?楽しいですね。

ということで今年のお稽古も終わり皆さんの着姿もしばらくお休みです。
また来年の着姿をお楽しみに~😄