付下げと訪問着をちょっとカジュアルに寄せてみたトルソー着付け

自分の生活環境からはほぼ着ることのないフォーマル系着物ですが、習い事での宴会等がなくなって尚なお箪笥の肥やし。。

そこで付け下げと訪問着を、今日は空気にさらしてあげることも兼ねてトルソーに着せつけてみました。

モダンな本袋帯で付け下げと訪問着を洒落着として着る

付け下げと訪問着の二着を、ちょっとしたパーティや宴会等にお洒落着として着るならこんな感じにするかな?といった組み合わせ、帯は1本です。

落ち着いた雰囲気、付下げの渋いコ―デ

年齢的にもまあこんなもんかなぁ。実際に自分が着るとどうでしょうね。特にこれといった決めてのない組み合わせになりましたが全体的にシブ・・😬帯も重ね衿も帯締め(ぼかし)も茶系だからでしょうか?

淡い色より濃い色の方がカジュアルになるので帯揚げは青緑にしました。好みの色で反対色です。重ね衿も帯揚げのような色だったら、また帯締めをもっとはっきりした色に変えたら違った雰囲気になりますね。
使用した本袋帯(筒状に織られた帯)は、とってもしなやかで結びやすく純金箔でもキラキラし過ぎません。色柄的にもモダンな雰囲気で、フォーマルに限らずお洒落着に使いやすいのです。

シルエットにカジュアルさを出したくて角だし結びにしました。形が大き過ぎでしたが😅
上前の染柄アップ。渋いけど意外に可愛い柄んなですよね。
長襦袢は淡い系の長襦袢よりも、色柄物がカジュアル傾向ですよね。なのでこれ(替え袖ですけど)を試しに合わせましたが、いまひとつ↓😗・・

着物の柄にあるような反対色の青系のものの方が好きだしカジュアル度もアップ。そうね帯揚げに使った色みたいなのがいいな。
試しに、着物にある灰ピンクと似た色の小物を置いてみました。う~ん、なんだか普通過ぎてつまんないですね😶
今回はこの本袋帯しばりにしましたが、付け下げなら名古屋帯の中から選んでもいいのですよね。そういえば昨年の3月に付下げ着物に帯5選を書いていました(忘却の彼方😆よかったら見てね)

古典柄の訪問着にモダンな帯

母のお下がり年代物の訪問着です。これを最後に着たのは2014年のホテルで催された舞い初め式に着て行った確かそれっきり。

帯、重ね衿、帯揚げ、替え袖はそのまま同じものを使いました。

そう、角出し太鼓の形も大きさもこれくらいがいいです。しかも先の付け下げの時より形良く難なく簡単に作れました。手が慣れると作業も早い😆
帯締めを変えました。深緑に紫ですが先の付け下げにもこっちの方がよかったのかな?

訪問着には名古屋帯も合わせられますが、この訪問着の柄つけや雰囲気には手持ちの名古屋帯に釣り合いが取れるものがありませんでした。

ベージュに裾へと紫のぼかしが入っています。金彩入りの古典柄や色使いが昔の雰囲気で
「昭和の着物」感たっぷりですよね。
2014年に着た時は、重ね衿に紫寄りの暗いピンクを使う予定でした。が、結局はせずに胸元あっさりにしたのでした。

今日久しぶりに出してみたら、もうこれ着られないんじゃない?柄が若すぎ!と戸惑いました。けどこうして全体的に見ると意外とそうでもなく、まだ着られそうですよね。

実は、どうせこの先着ることもなく勿体ないので稽古にでも着てしまおうと決めていたのでした。手始めに来年の稽古始めはこれで行こうか?その場合だと帯は小袋帯かな。