赤い柄半衿からの60代藍大島コ―デ

60代のワクワク半衿と長襦袢

この季節になると真っ白の半衿ではなんとなぁく寒々しい感じがして色や柄の半衿が恋しくなります。気分的なことでしょうけど少し温かみを感じるのです。

なんでしょか・・赤に目が留まるこの頃(50代後半からですけども)トシを重ねるごとに赤を身に着けたくなる気がするのはアルアルですか?
この半衿は古い着物を解いて切り出したもので、赤系でも柄でこのくらいの分量ならいけんじゃないかな?と思いました。

アイボリーの紬地に暗い赤の柄(写真に撮ると意外と明るめの赤だった)、草花なのでしょうけど細く大胆な曲線がモダンな感じです♡

昨夜ワクワクしながら長襦袢の衿に縫い付けました。
早速今日はこの半衿を主にして藍大島との組み合わせをしました。半衿を引き立てるためにも柄の目立たない着物を選んだわけです。

この大島紬は、母がよく着ていたのを私が解いて洗って、八掛を取り替えマイサイズに仕立て直してもらった大切な一枚。柔らかくしなやかで、もうとろっとろ(笑)です。

博多名古屋帯に角出し用の平らな枕を使ってお太鼓にしました。
帯や小物を気分であれこれ選んでみたら、まあなんとどれも赤系で着物の八掛もそういえば赤紫。結局は赤っぽいのばかりじゃないか~ィ😅 でも、うるさくはないでしょ?

昨夜半衿の付け替えをしたのがこの3枚です。
鳥獣戯画の長襦袢に掛けていた白い塩瀬の半衿を外して、緑の長襦袢に付けていた幾何学柄刺繍の半衿とお取替え。緑の長襦袢には黄緑色の膨れ織りを付けました。

今日の市松柄長襦袢は広衿なので作業がやりやすく縫い付けもラクでした。冬用「袷の長襦袢」は暖かすぎて困るかも?と敬遠していたものですが、今の時期には最高ですね。

半衿付けって手を付けるまでは面倒ですが、やり始めるとザクザク縫いなので一気ですね。今季は多分ずっとこのまま。洗う時も半衿が付いたままに(洗濯ネットに入れて)自宅で洗います。