3月最終週のお稽古着物を紹介します。
着て来てくれました、こちらは付下げ訪問着。ご自身より少し小柄なお姉さまから譲り受けたものだそう。裄丈(袖巾)を伸ばしたのだと。
地色が紺系なのですが、瑠璃紺とか紺青とかいう感じの色でしょうか?和の色って深みがあって素敵。雲海のイメージ、茜に染まった雲が印象的です。
また、昔よく「いい着物」と言われていたようなどっしりと重み?のある生地。重いと疲れる体にこたえる(帯もするから尚)なんてことも聞いたりしますが、近年の薄い(?)のより、やっぱり昔のものの方がいいなと思う。一概には言えないけれど。
お次は優しい色合いの横段柄小紋、ご自身で二部式にされた名古屋帯かと思います。帯締めですが皮製品のようでこれがまたレトロでいい感じ。
3月末のお稽古着物はこんな感じでした。次週4月の稽古日には気候や気分的にも少し雰囲気が変わるでしょうか?