母親が昔着ていた襦袢です。(数度の整理後残ってる襦袢はこれだけ)
見るからにレトロ~な赤の長襦袢は正絹、今では珍しい袷で広衿仕立てなのです。裏は紅絹(もみ)これが・・着物に親しむようになった頃に半衿つけて数回着たのだけれど・・
一度下着の汗をかいた部分に紅絹の色が移ったことがあって(もちろん、自分で洗ってみたときに色落ちしたのでそれは分かっていたのだけど)着物に色が移るのも厄介と思いそれ以来仕舞いっぱなしでした。
こうして見ると、やっぱりいい雰囲気だぁ♪薄くてフワッとした手触り、絞りがすっかり伸びて柔らかくなっています。
これが初めて自分で裄丈と袖丈を出した一枚で、本を見ながら悪戦苦闘したっけな~。
もう着ることはなく、かといって処分もしない。眺めて癒される。 それだけでいい♪水玉のは化繊ですがトロンとした重みのある生地。
あとの3枚は暖か~いモスリンの長襦袢です。みごとにピンク系ばかりですね!着たのは初めの2年だけ、もう全く着なくなりました。
たまには着てあげなくちゃと季節になれば出しておくのだけれど、結局は簡素に支度できる方に手がのびちゃって着ず仕舞いなのです。
着物を着るのはほとんど稽古の時くらいだし、踊りには不向きなので(暑いし滑りもよくないので)余計に着ることもありません。
でもいつかの出番のために大事にとっておきましょう。普段着ならカワイイものでしょ?