十数年ぶり~娘に浴衣を着せる|三分紐にブローチで帯留、帯飾り

夏祭り真っ盛り。
昨日は娘が地元の夜祭にお出掛け。安っぽい浴衣も、いい帯で・・で書きましたが、予定していた通りの浴衣を着せました。
再度、他の浴衣を合わせてもみたけれど落ち着き過ぎに・・やっぱりこれで納得。

ちゃんと和装ブラすると、やはり胸元が綺麗に決まりますね。補整として胴には長いガーゼタオルを2枚繋げて巻きました(和装に親しまない娘には専用の補整具はムリだし一時の浴衣着装にはこれで十分)あとは、よくある浴衣スリップを着せています。

「え?こんなに緩くていいの?」と、紐2本の緩い締め方に驚いてた娘。浴衣は軽いし滑らないしギュッときつく締める必要もないですよね。
帯も、上線は浮くくらい緩めつつ下線はピチッと締めれば十分。要はみぞおちあたりは解放すること。圧迫さえしなければリラックスしていられるし食事も楽です。

ただ、娘は私より身長が低いのに、いつもの癖で腰ひもを低めに結んでしまいました。(ウエストに〆れば良かった)それだけでおはしょりがちょっと多めになるんですよね。若いから帯の位置も胸高にしますしね。
まあ、若い人たちの中だし誰も気にしないか。と結論し、OKに。
着姿を撮ろうとすると絶対一緒に入ってくる二人。ん?もう一人はどーした?YouTubeに夢中(笑)

着せてる最中、孫から「もっと可愛いお花柄とかのって無いの?」なぁんて言われましたけれど、「だって、ばあばの年だよあるわけないじゃ~ん」と私。
すると「ママ買えばよかったのにー」と孫。「別に必要な~い」と、すかさず娘。
やっぱり子供って、自分のママには他の誰より一番可愛くいてほしいものなんですね(笑)

娘も孫も「すご~い可愛い」とたいそう喜んでくれた帯結び。母親(私)も満足。
ですが、今の浴衣ファッション的には、ちょっと寂し気?な前帯。なので、前もって帯飾り感覚で用意しておいた帯留をしてあげました。
と言っても、三分紐に七宝のブローチを差しただけ。かなり前に、道の駅でたまたま見かけ「帯留にいいな」と求めたものです。これで、ちょっとは帯回りがパッと明るくなりましたね。娘も喜んでくれましたよ。
普段から私の着物や踊り、趣味等には関心の無い夫でも、娘の浴衣姿には素直に表現豊かにほめていましたね(笑)
わたしも、娘に浴衣を着せたのは10数年ぶり。幸せで嬉しいひと時でした。ちなみに、「セパレート浴衣(二部式)」なるものを、娘は子供たちによく着せていますね。

さて、他のママさんたちはどんな浴衣だったのかな?・・て、帰宅後聞くのも忘れたけれど、「こんなに緩くていいの?」と紐や帯の締め方に驚いてた娘でしたが、たくさん飲んで食べても全然苦しくなかった!との感想はもらいました。

そして案の定、浴衣膝元にビールをこぼしたもよう(笑)
ぜんぜんOK~と、笑う母でした。(やっすい浴衣だし)