サイズ直ししても着る柔らか小紋~黒地に水文と花の柄、紬地のピンク半巾帯

本日は今年最後の踊り稽古日でした。
加入している踊りサークルは普通の舞踊教室とは違って、とってもゆるいのです。(今年の文化祭出場も終わった)私としてはちょっと物足りなさを感じることがありますけども。

「時には忙しいこともあるわけだから、まぁ意気込まずに楽しむか」などと、休憩時間に独り言ってたワタシ。もう皆さん年末気分でなんですよね。踊りの練習よりおしゃべり中心。

で、今日の着物は柔らかもの。黒地に水文と花の柄。花のピンク色と帯の色がリンク。八掛けが黒地なので、ちょっと粋な感じもする小紋です。手持ちの着物類は頂きものも多く、これもそのうちの1枚です。

元は小柄な方が着ていたので身丈がかなり短いの。かといって対丈で着れるという程短くもない。その場合は、ゴムの着物ベルトなど伸びる素材の腰紐で骨盤(グリグリ)のチョイ下にしっかり巻けば「おはしょり」は十分取れる。身丈足らずの着物もウエストベルトで「おはしょり」確保

他に、合わないなと思っているのは抱き巾(胸巾)。それでも、衿合わせや衿巾(広衿だからある程度は可能)の調節でなんとかなってます。

問題は裄丈でした。それは頂いたときに即、袖巾と肩巾を出しています。昔の反物巾だと少し狭い(35とか36㎝とか)ので、肩巾も袖巾もぎりっぎりまで出しました。そこまでして手を掛けたのは、色柄が好きでこれを着たいと思ったから。
「その柄好き」と今日も言ってもらえて嬉しかった(日常でも和装の80代女性)。自分が好きと思うものを人にも好きと言ってもらえるのって、なんか嬉しいじゃないですか?

また、衿や袖口、衿下から裾までぐるっと施されてる目の細かな「ぐし縫い」も、普段の小紋には珍しく入っていて、そこも好きなところ。
さて、今習ってる踊りのことよりも、来週ボランティアで踊る曲の方が今は重要課題(私個人の)。なにせ初めてチャレンジする琉球舞踊(古典の方じゃなく現代舞踊の方)

日舞と同じようでも全く違った手足の動きや腰の入れ方に、脳がすっごい戸惑っていたのです。何ごと100回(まだそこまで出来てないけど)いや1000回とも言うよね。ようやく、体がそれに馴染んできてくれてる感がしてきた。

真似事ですけども。琉球舞踊、好きだな。ボランティアがあるから、新しいことにもチャレンジできる。