お対の着物、№4~今だに着てる懐かしウールのアンサンブル着物と羽織の丈のこと

ウールのアンサンブル

家着にもピッタリな、ウールの着物で過ごしていました。

モスリン(ウール)の長襦袢も当時一緒に誂えてもらったものなので、思いっきりピンクの花柄です。裄丈66㎝と今となっては短めではありますが、ふだん着(特に家着)ならこれくらいが動きやすいものです。

家事にはモスリン着物からリメイクした(②着物からリメイク上っ張り、前掛け)で。
先日の紬アンサンブルと似たような色合いですね。

今日のは、若い頃のどころか確か16歳前後に誂えたものですよ。その年齢の割に地味色なのは母の好みの色柄だから。先を考えたから?だからこそ今だに着れるのですけどね。黒地に赤の変わり麻の葉柄(昔は風車と思ってたっけ)死ぬまで着れるわ(笑)

羽織とのアンサンブル、やはり羽織丈が超普段着というカジュアルな丈です。半巾帯で羽織を着た時は文庫結びの方が背中のラインがキレイに見えますよね。ペタンこな貝ノ口結びなどだと横から見たラインが寂しい感じになりがちです。
(写真では結びを変えてます)
実は去年、もう着ないつもりでリメイク用として別に収納していました。ですが、冬になるとまたウール着物が恋しくなったりして。

どこかが傷んでるわけでも落ちない汚れがあるわけでもないし、着物は着物の形でいつまでも。リメイクのことはもうどうでもいいや~(笑 だから他のウール着物もそう。気持ちって変わるよね)
羽織紐を結ぼうとしてアレ?と一瞬分からなくなったりする😅帯締めの結び方と一緒ですよね?他にもいろいろあるようだけど、昔ながらの紐の長さは一般的なこれが一番好きだな。

羽織の丈、カジュアルと優雅の比較

着物初心者の頃に購入した本の一冊(絶版)きものと帯の組み合わせ(家庭画報特選―きものサロンMOOK) ムックその1ページに羽織丈の長さについて写真付きで分かりやすく載っていて、単純に分けるとカジュアルなら膝頭上を目安に、優雅スタイルなら膝下と。(着物や羽織の素材や、好みもあるでしょうね)
こうやって画像で見れば、イメージしやすいですよね。

個人的には、カジュアルでも優雅でも「中羽織」と呼ばれる膝に丁度かかるくらい(膝頭が隠れるほど)のが好きです。