絣の着物、居酒屋コ―デ~琉球絣の着物にイカットの二部式名古屋帯

昨日の忘年会へは絣on絣コ―デで参加(舞踊の会)しました。

去年と同じ、料理の美味しい居酒屋で二次会は毎度のスナック。忘年会では一人一芸などの余興はないし場所も近所ということで、とっても気楽でした。

忘年会では着物の人はもう1人だけ。青緑の色無地(紋なし)着物に、シルバーと黒の市松柄半巾帯(幅広め)、そして帯と似た色柄の半衿と、カジュアルな着こなしがとってもステキでした!

そうそう、10月の観楓会の時のような泥酔状態はまったくナシ😆(当然だわね)今回は爽やか~に、ほろ酔いで楽しみました。
真綿紬の着物は琉球絣で、帯はイカット(インドネシアの絣)の組み合わせです。結果的に、居酒屋の雰囲気にもぴったりな装いでした。
※絣の発祥と歴史~絣・Wikipedia 

琉球絣の織り柄のひとつ、鳥の柄が好きなのですが、地色の藍と同化して鳥がはっきり見えない感じ。他の琉球絣の着物では鳥がいるバージョン対丈着物~真綿紬の琉球絣と、いないバージョン綿麻のプリント琉球絣柄のがあります。

その図柄には植物や動物、身近な生活用品など600種類にもおよぶとか。。
今度のボランティアではこの着物で琉球舞踊(現代的な)をする予定なのです。和装に対して琉装というようで、着物の仕立方はもちろん、着方に大きな違いがあるのです。

これをどのように着るか、頭をどう結うか、小物をどう使うか・・など、曲のイメージに合わせての雰囲気作りをいろいろ考えていたところです。

本場に少しでも近づけようかなと、身丈や袖口(風が通るような作り、袖口が袖丈分全部が開いた「広袖」)を変えてしまうことも考えました。

けれど、衣裳専用にしてしまうのもなんだか勿体ない気もしたし、そこまで本場にこだわる必要もないかな・・と、結局はどこも変えず、このままで使うことにしました。
衣裳とは関係ありませんが、帯はイカットの名古屋で二部式です。二部式にもいろいろな形が有りますが、これはこの形イカットの二部式名古屋帯~お太鼓にテが付いたタイプ

絣って、素朴でいいですよね。