二部式帯の名古屋帯を紹介 <その1> です。
イカット柄、裏地とも木綿です。木綿は帯には薄いので「芯」が入っています。イカットの必要最小限に使ってる感が見てとれますよね?締めたときに見える部分だけがイカットで、見えない部分は無地。節約してるぅ。
二部式のお太鼓といっても色々なスタイルがありますが、これは半幅の「前帯」部分1枚とフラットな「お太鼓部分」に手先が付いた1枚の二部式形。
使い方は、半幅部分は巻き終わりが後ろにくるよう胴に二巻き。紐は上になるよう巻いても下になるよう巻いてもよいのですが(裏が黒ということを踏まえて左巻きか、右巻きか)、帯の安定性やみぞおちの圧迫を考えると紐は下にあった方がベストです。
その理由は、帯は基本的に下線、腰の部分をきっちり巻き上部(みぞおち)はゆったり目に巻く。そうすれば苦しくないのに緩まないという楽な着付けになるし着慣れた風にもなる、また帯揚げが綺麗にふっくらと収まるのです。
なぜそれをするのか?というとお太鼓を安定させるためのの土台です。
https://fufufu5963.blogspot.com/2016/09/blog-post_29.htmlの作り帯とは違って、お太鼓を安定させるフック(留め具)等はないから、まれにあるかもしれないお太鼓のズリ下がり防止です。(これまで経験はないけれど)
帯枕をのせる土台替わりということになります。ちなみに、土台になるならナンでも良くて、大サイズの文具クリップで帯の背中心部分を挟む方法有効です。
ついでに言うと、この帯はもう何年も前のこと「手作り出品」をヤフオクで購入したものでした。ショップオリジナル帯です。届いて手に取ったとき「どうやって締めるの?」と一瞬とまどったものでした。
参考までに計ってみました。標準サイズ出来上がりの寸法です。
「前帯」部分・・・約160センチ×15センチ(+紐)
「お太鼓」部分・・約100センチ×30センチ
「テ先」部分・・・約48センチ×15センチ(お太鼓部分への縫い込み分含む)
あと2本二部式の帯があるので、後日順に紹介します。