稽古の着物~紬縮緬、菊いっぱい!の小紋に縞の名古屋帯、変形結びと後見結び

去年最後の稽古は12日、今年に入って今日が初めての稽古・・ひょ~!1か月半近くもサークル(踊りの稽古)ナシ。

というのも、最後と最初の稽古日がボランティアとぶつかり先生はじめ数名(私も)がそちらの方に参加、結果サークル自体がお休みに。

そんな、ゆる~い踊りのサークルなんですよ。

(「〇〇の会」という、“交流・ボランティア活動”を楽しむ小さな団体に、この踊りのサークルが入ってるといった形。踊り以外のメンバーも結構いて季節ごとに集まり交流を楽しむ)自然的に?60代以上の集団となっている。私は57で加入したけど、もう3年かぁ・・

ということで、サークルの舞い初めに着て行った着物はこれ。紬ちりめん地に大小の菊がびっしりと描かれた小紋です。ろうけつ染めも施されてる。
なんか、”マリメッコ”の生地にこんな花模様ってあるなぁと最近思ってたりして。古いけど新しい~♡この柄が味わい深くてけっこう好きなんだな。

「懐かしい柄だねぇ」と最初に声を掛けてくれたのは、サークル最高齢(80代)の“せっちゃん”。ご本人は日常でもほぼ和服で過ごしているのですよ。気持ちのとっても若い方、お洒落で可愛らしい方なのです。

「それ、一番好きな柄だわぁ」とか「好きな色~」とか、そうやって何かと皆に声を掛けるんです。自分の好みを肯定されてる気がして嬉しいものですよね。
今日の帯は名古屋にしました。結果やっぱりレトロな雰囲気。
「角だし」にするつもりが・・こうなりました👍お太鼓の変形結びとでもいいますか・・この帯は短めということもあり、こんな形でヨシとしました。ま、自由ですからね。

お太鼓山にタック(きちっと平らになってないが)を入れてみました。「テ」の出る分量が足りなかったからです。で、タレ先線を水平ではなく斜めにしました。
帯揚げ(角出し用の帯枕と)、帯締め(三分紐、帯留)も今日は使っています。えへッ、二分紐の先っちょがタレ先にチロッと出てましたね。画像見て気が付いた。
毎日夫の為に録画してる「水戸黄門」(夫が大好きなもので)を、さっき食事しながら見ていたら・・
なぁんか、タイムリ~😊じゃないですか!
この後ろ姿の方(志穂美悦子さん、市村駒太夫役)の帯結び。
これは「後見結び(こうけん結び)」というもので、千鳥結び、後見(あとみ)結びなど、言い方もいろいろで、その形も大きさも少しづつ違ったりするのね。

日舞の舞台ではよく見る結び方だけれど(先生がボランティアでもよくやってますよ。二部式の作り帯で)一般でも画像のように少し小ぶりにして結ぶといいのです。紬や小紋に粋な結びになると思いませんか?
とはいえ、私はまだ一般では見かけたことがありません。踊り専用と言い切る人もいるくらいだからなのかな?

どうもね、私はこの斜めに入る線が好きなようです♡
半巾帯の吉弥結びなんかもこのイメージですよね。今日の適当結びもそうだし。

で、今日たまたま目に飛び込んできた「後見結び」のおかげで、そうそうこれこれ👆と、思い出したのですよ。自分でも普段に結んでみよう!と思ってたことを。
たまに思い出しては・・忘れる。の繰り返し~(笑)

今度こそ「後見結び」をやって見よう~😊