60代の浴衣~赤い帯より灰の帯

蒸し暑い日でした。踊りの稽古には今日から浴衣。シニアが着る浴衣です。

去年までは、稽古で着る時には特に首元の汗汚れを気にして浴衣にもほとんど半衿(付け衿、うそつき衿というもの)を付けていました。

が、「余計なモノは要らないや・・」と、ただ億劫になったわけ😌この夏は半衿はせず浴衣本来の着方をすることにしました。どうせシーズンオフには水洗いするのだし、稽古中は衿に手拭いを挟めれば大丈夫。

今日着たのは、ごく薄~い生地に大きな柄の綿麻浴衣です。絞りに似せた柄なんですね。”紗”の半巾帯は2本しかなくて、初めは赤茶の方をしました。帯結びの形のせいかもしれませんが、なんだか落ち着かなくて・・
50代まではこれでもよかったけれど60代の今ではもう違和感。

それでもう1本のグレー地のほうに締め変えました。吉弥結びです。自分には、やはりこちらの方がしっくりくる。全体がぼやけた感じにも見えるけれど着ていてキモチの良い方がいいです。
踊り仲間の一人から「大正ロマンねぇ 」と言われました。大柄だからでしょうかね?Googleの画像検索したら、その浴衣たちはまぁ確かにそのほとんどがハッキリくっきりな大柄でした。

レトロでモダンな感じが大正ロマンのイメージのようですね。
指跡の付いた😅玄関の鏡・・に映るカゴ。浴衣にはやっぱりカゴのほうがいいですね。もうこれも何年物?かつて息子が気まぐれに買ってくれたものだけど、捨てられずいまだに使ってる物持ちの良さ。

カゴに収まりきらずに見えてるのは扇入れです。市販によくあるのは1本づつ入れる扇入れなんだけど、これは舞扇が3本余裕で入ります。まとめて入るから使いやすい。

踊り仲間の手作りで、古い帯から作ったものなんだそうです。一つ一つの亀甲にいろんな柄が入って可愛い。若い娘さん用の帯だったのですね。
明日から孫たちの通う小学校は夏休み。

花火大会やお祭り、盆踊りとか・・お楽しみもいっぱい。そしてじーじばーばも、ちょっとだけ忙しくなる期間だね。