踊りの衣装と大きな鏡、小学校主催の盆踊り大会(活動日2019、7、28)

昨夜、近隣の小学校のグランドで今年も盆踊り大会が開催されました。

私たちがサークル会場として小学校のコミュニティルームをお借りしている所です。学校施設をお借りしてる都合もあって、盛り上げ役として9名参加しました。

昨年の8月に参加していた北海道の盆踊りは仮装大会!?の時と、編み笠はないけど同じ揃いの衣装です。意外に目立つんですよねこの着物。青に白、キラキラオレンジに真っ赤・・ですからね。
長襦袢(この場合は裾除けですけど)を見せる着方なので、着物の丈をかなり短く着てます。それ用の着物でもなく普通の長い着丈ですから、丈を決める腰紐は胸下に紐をし”はしょり”ます。

支度してる間にすでに汗かきデス(笑)夏の薄い着物でもなく、単衣に八掛けの付いた衣装用の着物ですからね。

話は飛ぶけれど、盆踊りが終わってからサークルの先生(踊りの)宅に集まりました。広いお部屋に大きな鏡が設置されていて、その前で先輩とパシャッ

顔出しするのも勿体ない、とてもとても70代とは思えない美貌なんすよ。「京女」な雰囲気(あくまで私の勝手なイメージね)で大好き♡
先生はこの鏡の前で踊りの振り付けを作ってるんですね。いいなぁ大きな鏡!私も付けよう~(そのうちに)

お疲れさん!てことで、先生も忙しいのに軽食を用意していてくれていて、みんなでご馳走になりました。モチモチの黒豆ご飯に茄子と胡瓜の辛子漬け。

いつも思うんだけど塩梅がいいというの?塩加減が絶妙で旨味が出てるのね。みんなもそう言う。ほんと美味しかった。

地域の盆踊り大会の今

この10年の間に、あちこちでやっていた地域の盆踊り会場が激減しました。いろいろと、社会の事情大人の事情、危険(ヤグラが)だとか、近隣からの苦情、嗜好の変化などあるのかな。いろんな意味で規制も多くなり、協力者も参加者も減れば開催も出来なくなる。

昔を懐かしむ部分が大いにある現在。。

今回の盆踊りも元は地域側が主催だったのが今では学校側が主催。もはや小学生のコミュニケーション学習?の一環としての盆踊り大会、みたいな感じです。だから始まるのも終わるのも、まだ明るい時間帯。”子供のための盆踊り”ですね。

ちなみに北海道の盆踊りには「北海盆踊り唄」と「北海子供盆踊り唄」があって、踊り方もそれそれ違うんですよ。子供の時間と大人の時間が設けられているの。だいたいの開催内容ではそんな感じ。

ここの盆踊りでも以前は小学生の「太鼓隊」と、大人の時間には「和太鼓団体」がやってくれてたんです。でも今回は学校主催、教育の一環なので小学生の「太鼓隊」で子供用のみ(後でそうだったかと気付いた)となってました。いつからかそうなってました。

で何が教育の一環かと言えば、この小学校独自の伝統?なのですが、高学年生の中から希望者で「太鼓隊」を結成するんです。その育成と実演、本番を体験するってとこでしょうか。勝手に感じたワタシの印象ですけども。

総勢30名近くいたのかな?一所懸命練習したんでしょうね。この時期になると太鼓の音が風に乗って聞こえてくるの。ああ練習が始まったんだなぁって。いいもんですよこれも夏を感じる音。

そして本番の昨日。1日限定。かつては2段ヤグラ(櫓)だったのが1段に。

太鼓を叩く!全身を使ってバチをふる!その姿にもう母心・・いや祖母ごころか。「太鼓隊」そのものは昔から有って(もっと少人数)かつては娘もやったんだよね~懐かしい。これが続いてるのは素晴らしいことだ。

ドン!ドン!ドン!カラカッカラドン!カッカラドンドン!
カラカラカラドッドン!カラドッドン!カラカラカラ・・・

叩く人数が多いだけに交代交代で叩き続けるの。子供達に交じって大人も子供の盆踊りよ。

終盤では早打ちからの乱れ打ちで「ヒューヒュー!!」終わって「カッコよかったよー!」「上手だったよー!」・・って、大声で叫んでたのは私だけ(恥)ひとりヘンなおばさん。だって盛り上げ役だし、その場で大いに誉めてもあげたいもんね。

北海道民はシャイなんかーい!(そう、勇気もいるからね)なんだよこういう時こそ声出せよと呟く私も北海道民。

でもって「太鼓隊」の生徒が一人づつ並んで感想発表。は?ここで教育の一環としての盆踊り大会だったかと、改めて気づいたわけでした。一人づつだから、けっこうな時間だよ。

そんなことで、
数年ぶりに参加した地域の・・いや、小学校の盆踊り大会でした。
良かったよー👍