透け感を楽しむ夏着物60代に可愛い柄も帯次第☆メッシュの帯板と太い首の衿合わせ

外出すると、なぜかすごくお腹が減る。昨日の話ですけどサークル仲間数人とランチして移動すればケーキセットもほおばり。おしゃべりって、そんなにエネルギー消耗するもの?夕方4時頃に帰宅して又軽く食べたし、夕飯もガッツリ肉食べてさ。

そんな60にして大食い肉食系のバァちゃんですが今日の稽古に着たものは・・なんとも可愛げ感たっぷりな花束柄。紗紬の小紋です。
今よりも40代の頃の方が逆に抵抗がありました。スケスケ?なのは夏着物の良さとして、とにかく可愛い花束柄が自分には合わないと当時はそう思ってました。和装を始めた頃は地味好みでしたし。

けど着物を着ることにすっかり慣れると、まったくもってハデでも可愛過ぎでもなんでもなく、着物の世界ではごく普通の柄ゆきなんだと納得したものでしたね。

今日サークルでもちょっと聞いてみました。70代、80代の先輩たちから「私でも着るわ 〇〇ちゃんならぜ~んぜん!」とのこと。そうなんだぁ。着る人のイメージや好みもあるだろうけど、ヨシ!まだまだ着られるか。
着物の柄が可愛いので、帯はグレーで落ち着かせました。ポリ紗の半巾帯です。帯の色柄しだいで雰囲気は変わりますね。

今日からメッシュの帯板にしました。ゴムベルトの付いた、ペラッペラの柔かくて薄いやつ。これ、フニャフニャだから実は2枚重ね。ちょうど2枚セットでの販売だったから、1方のゴムベルトを切り落として2枚を重ねてます。端回りを簡単に縫い付けてます。使ってはいけない帯板(私的感想)でもこのこと書いてました。

メッシュだからといって夏に限ったものでもなく普段着なら年中これでもいい。帯板をしたくない家着のときなど、柔らかくていいですよ。見えてるピンク色のはコーリンベルトで夏にはよく使う小物です。
夏は衿合わせもゆったりめ。首から少し離して着付けてますが横から見るとけっこう開いてるようにも見えますね。けど正面からだとそうでもなくて、首元の形状によっても見え方は違うかなと思います。
私の首、形状は後ろの付け根が太い(高い?)ので首が短く見えるのです。じゃなくて短い。なので半衿の合わせ具合は元々がゆったり気味です。そうしないと首が短いだけに窮屈そうに見える。

人それぞれパーツの違いがあるから、同じ着物の形でもその人なりのちょっとした違いやコツがありますよね。だからこそ仕立てにこだわりを持ってたりするし。そういう意味でも細部の寸法って大事。

久しぶりに履いた白い草履。
夏はカラコロと下駄が涼し気ですが、白い草履もいいですね。
今日の稽古は2時間のうち1時間は休憩だった(おしゃべり おしゃべり・・)そんなゆる~いサークルです。