稽古の着物~縦絽の小紋、テカテカ?大島調の夏着物

7月の1回目、踊りの稽古にはシーズン初の絽の着物で。真夏の稽古にはやはり自分で簡単に洗えるものが便利ですね(私はョ)

わりと涼しめだったせいもあり風通しがよくて気持ち良かったです。特に袖まわり。袖口や袖振りから入る風はもちろん、襦袢と着物の絽生地がスーッと風を通し、これが夏着物の良さだなぁとしみじみ。。
(今のうち。そのうち猛暑になったら・・そんなことも忘れがちに)
麻の着物にはかないませんけどね。
夏着物は見た目にも”涼”を感じるもので、サークルの一人に紗(正絹)の着物を着てきた婦人が居ました。紺地の紋紗、それがとっても涼しそうで素敵でした。(13人中、今回はこの婦人を含めて3人だけが盛夏の着物。他は単衣。体感はそれぞれだからね)

よく見ると芝模様の紋紗(紗地に文様を織り出した先染めの織物)でした。いいですね柄も涼やか。なんといっても、透け感が ”涼”~~💛なんだわ。
これは、かなり前に稽古用として購入したものですが、初めて手にした時には小さな驚き。なぜかってツルツルしてテカテカなんですもの。

大島調(大島に似せた質感と柄ゆき)ということだからでしょうかね?大島のあのツルっとサラッとした感じが。

え~?やだぁ着るの・・と一瞬ひるんだものです(笑)が、着てみれば全然気になることもなく、以来重宝な1枚となっています。絽でも、普通に横絽ではなく縦絽です。そこもちょっと好き。

この着物には「居敷あて」は付いていません。今日はステテコと裾除けの重ね着で対応しました。
稽古の会場として借りているのは、小学校のコミュニティールームの1室。今日は授業の一環としてこちらの生徒たち、4年生の1グループが見学にやってきました。

まずは1曲披露したあと、扇に触れてもらったり一緒に軽く踊ってみたり、最後は質問に答えたりと、30分ほどでしたが楽しい時間を過ごしました。

「踊ってる時はどんな気持ちですか?」って聞かれた時、誰も答えないから私が「ワクワクしてまぁッす!」て答えちゃった。マジ、自分の孫と喋ってるそのままのテンションで。

終わって挨拶し、生徒たちが部屋を出て行って。。すると廊下の方から「ァー楽しかった~」なぁんて声が聞こえてきたから、私たちオバアはちょっと嬉しかったりして😊

私達からすれば、”孫”か”ひ孫”ですからね。
ほんと可愛かった~