7月に入りましたねー。本格的に盛夏着物シーズン到来。
けどその前に、今季最後の単衣着物の記録です。一昨日、土曜の夜に久しぶりの夜あそび?(飲み会)へ着て行った着物小物のコ―デ。
着物は「塩沢お召(おめし)」に裾回りと左袖後ろに柄(織り出し柄)が入った訪問着です。一般的なフォーマル系の訪問着とは違ってカジュアルなもの。「訪問着」というより「お洒落着」の部類ですよね。
合わせた帯も博多の献上柄と軽いもので、普段着な雰囲気にしました。夜はけっこう寒いということもあっての色の組み合わせです。これが日中だったら白っぽい紗などの帯にしたでしょう。
これを着るのはナント6年ぶりで我ながら驚きましたよ。着ていなかった理由というのは、自分にはなんだか背伸び感があって相応しくないと思ったから。落ち着き過ぎて、逆に自分自身が落ち着かないという感じ。見た目と感覚(内面)とのギャップかな。
最後に着たのは2013年の秋でした(~塩沢お召しのコ―デ)
それが・・長襦袢と着物の袖丈が有ってなかったのね。他にある長襦袢(絽)よりこれは2㎝近く短いのですよ(他のは49㎝丈)。着上がってから、ぁそうだった!と気づきましたが着替えることもせず(バスの時間に間に合わなくなっても困るし)
襦袢と着物の内側、袖の丸み部分を合わせて二針ほど縫い付けて応急処置しときました。これで襦袢が飛び出すこともありません。
けど脱ぐ時には袖同士がくっついてることを忘れがちで、うっかり者の私は、帰宅して着物を脱ごうとしたら「そ、袖がぁ~!?」てな状態に。自分のことながら笑うわ。
帯まわりの小物には、部分絞りの絽の帯揚げと、三分紐に九谷焼の帯留は着物の色味に合わせました。
お洒落用の和装バッグは側面が二通りのデザインです。お気に入りなんですが、これまた何年も使ってなくて母と最後の観劇に行った時以来?以前入ってた日舞関係でのパーティ以来?・・もう分からないほど前の事でした。
上の着物以上に使ってなかった。もっと、普段のお出掛けに使ったらいいのにね!ほんと、そんなのばっかりです。

でもって、レトロ~な蛇柄の草履(爬虫類柄も好き)母が遺したもののひとつ。殆ど履いてなかったようでしたが古いものには変わりなく、私が譲り受けてから何度も履いて傷んできました。が、もうしばらくは履けそうです。
普段履きはともかく、いい草履には鼻緒キーパーをしとけばいいね。丁寧な人は使ってるのかな?1足づつ箱に入れたりしてる?
で、着物のことに戻りますが、ご存知の通り「お召」は水などこぼしたものなら大変なんです。こんな貴重な失敗もあったし(「塩澤お召し」が縮んだ!無知ゆえの失敗談)
けど承知の上で、遊びでなんか気にしてられない。もちろん、着物アクシデントもなく無事楽しんで来ました。
単衣の着物に、レースの道行コートが、夜には丁度よい体感温度でした。