あんなに寒かったのに昨日から気温27度以上で・・これじゃあ単衣だと暑いだろうと、少々困ってしまいました。
とは言え、気分も吹く風もしっかり秋なんだよなぁ。。ということで着物暦どおりの単衣に。しばらくぶりに対丈仕立ての着物にしよう!と思い選んだのがこれです。
琉球絣の紬は対丈着物
対丈着物は着流し風に着られて気分もなんだかラフに。自分らしい気もします。
これはもう仕方がないですが、今となっては後幅の大きさが気になります。
あと、着た時の身丈についてはいつもより2㎝程短いです。歩いている時の裾の上がり具合がいつもと違うのでちょっとした違和感でした。けど紬ということと対丈ということで、実はこれくらいの長さで丁度いいのかも。
※ 洗い張りから始まった対丈着物の寸法や仕立て、着た感想やコ―デなど過去ページは
コチラ⇒⇒ 対丈着物のカテゴリ
洗い張りする前の元の着物の身丈そのままの長さを、切り落とすことなく約30㎝分も内あげとして縫い込まれていますよ。袖丈も45㎝と短くしてます。
対丈着物は下めに帯をするとバランスがいい
私たちは”おはしょり”にすっかり見慣れています。だからそれが無いと帯下線あたりのボリューム感や上下のバランスになんとなぁく違和感を感じてしまいます。なので、帯をいつもより下に締めればバランスが取れると思います。更に前帯をグッと下げる感じに。私の場合だと帯の下線がちょうど腰骨のグリグリ位置になります。
私的な好みを言えば10~13㎝巾くらいの細い帯の方がベスト👍(単純に男性的な着姿が好きなだけ)
長襦袢はないから「うそつき」です
袖丈45㎝程度の長襦袢は持ってないので、久しぶりの「満天スリップエアレット」登場。たかはしきもの工房さんの汗対策(ワキ・後前面)を兼ねたアイデア肌着兼下着(長襦袢)です。
これに、自作の替え袖と付け衿を組み合わせました。(袖はマジックテープ仕様)
通常の長襦袢(又は二部式の)ではないので、こういったものそれぞれ又は全体を「うそつき」と昔から呼ばれていますね👍
最近はブラの下ウエストには長尺なフェイスタオルをそのままひと巻き。これでお腹周りの汗取りと帯の蒸れジミ防止、ウエストの補整を兼ねています。
以上、今日のお稽古着物でした。