縞の小紋をちょっとレトロにお稽古着物、ぺたんこ太鼓の帯まわり小物

稽古日の昨日、一瞬単衣でもいいのでは?と思うほどの晴天、風もなく心地良し。とは言っても朝夕はさすがに寒くて、やっぱりまだ4月だもんね!と納得するのです。

今週の稽古着物は縞の小紋にしました。かすれた感じの縞柄、洗える着物ポリエステルです。この着物の雰囲気から、レトロっぽい感じにしようかなと組み合わせてみました。

合わせる着物にもよるかもしれませんが、黒地に赤の博多献上がレトロ感ありませんか?
これに白の半衿だとイメージからちょっと離れちゃうんで煉瓦色の柄半衿を。私は半衿をたっぷり出すと似合わないのでこのくらい。

帯締めは、少しでも春らしい色をということで薄いグリーンにしました。

帯揚げに淡い色系を使いましたが、これ元は絞りでぽってりしたものです。絞りの帯揚げって、色柄やその人の雰囲気にもよるけれど本来は年齢に関係なく使えるものなんですってね。けど実際には使わずに仕舞い込まれてゆきがち。

それをこのようにして(→絞りの帯揚げ裏ワザ)夏以外いつでも使えるように手を加えました。現役に復活しています👍

そう、角出し結びといきたいところですが私はこっち。稽古や普段の一重太鼓にはペタンコな形が最近は多いです。角出し用の帯枕を使っています。

枕なしでもいいですけど、この枕のカバー一体の紐がニット製でよく伸びるので、使い心地締め心地がとても良いのです。

本体は柔らかいウレタン?製。買ってからもう8年も経ってる・・あの頃から「たかはしきもの工房」さんのアイデア商品には随分とお世話になっています。数年前に楽天ショップから撤退してからは覗くこともなくなってしまいましたが。

ということで私なりのレトロっぽい雰囲気、どこか懐かしい感じ好みの組み合わせでした。