稽古の着物は訪問着から小紋まで、二部式帯や変わり結び娘時代の帯など

毎週水曜にある日舞サークルの稽古時、70代80代の先輩たちの装いを紹介しています。

またこちらでは、踊りに関することだけでなく箪笥の着物を出来るだけ活用しようという、ちょっとした心がけもあるのです。

ということで、まずは訪問着。クリームイエローの暈しに淡い色合いの刺繍がとっても素敵。全体の色使いが控えめで上品な感じです。蘇州刺繍と汕頭刺繍でしょうか?美しいですよね♡

仰々しくないし、これ一枚あればフォーマルからカジュアルまでの略礼装として間違いない。礼装用袋帯から洒落袋帯、金銀入りだったり重厚な名古屋帯や小袋帯など合わせやすそう。お袖が一般(49㎝)より少し長めで内袖(付け襦袢袖)が付いています。箔引きの名古屋帯(自作二部式)と合わせて

譲られた訪問着、着物の伝統文化は譲り譲られの文化でもありますね😊

グレーと薄紫の組み合わせ、小紋が懐かしい感じでアンティークなお召しという雰囲気があります。帯と半衿の色がリンク~

黒地の小紋に何とも可愛い半衿の色柄♪小紋の柄とも色が合ってますよね。この半衿は手芸専門店で買った生地を使ったそうです。

逆毛とすき毛で後頭部をこんもりとアップにした今回の髪型も素敵です。そしてこちらも自作の二部式名古屋です。ビーズの帯留めで。

薄紫に、紺と朱のツートン縞半巾帯。定番のミニ貝ノ口ではなく、今回はこの結び。これも車の運転に邪魔にはならない結び方です。

この結び方はこちら→②名もない帯結び、半巾帯の文庫系変わり結びを画像入りで説明ですが、上の画像では手先も一緒に仕舞い込んでいるスタイルになります。

別の帯でこの結びをしたのがこちら→①半巾帯の変わった結び方を教えてもらいました&着物の中身

帯そのものの雰囲気でも、羽根の大きさや手先の出し方次第でもイメージが変わります。下の画像右側の方はこれを定番の結びにしていますよ。

紺の型染め小紋に水玉帯が可愛いデス。

娘時代のとか若い頃のって、昔はまず赤や朱色が主でしたよね。着物の八掛や帯なんかはほぼそうでした。

で、こちらは紬にこれまた可愛い半巾帯。こうして若い頃からの着物や帯を今も大事に着ているのです。色柄半衿と、実は襦袢袖がお揃いです(お袖撮り忘れ💧)

以上が先輩たちの着姿でした。