ポリエステル着物に、ひと工夫の帯結び、うそつきに継ぎはぎ半衿

小雨の稽古日にはポリ着物で。
踊りの稽古にも、気楽に洗えるものが便利ですね(本格的に単衣の季節、身軽ですね)

着るたびに毎回洗うわけではありませんが、脱いだ着物はお洗濯ネットに畳んで入れて洗濯機へポンと、あとは弱水流で洗うだけ。
着物用の衣文掛けで乾かし、その後特にアイロンも掛けてはいませんが・・きちんとキセ(折り目)のとおり畳んでおけば型崩れもないですね。
楽天で未使用のリサイクル反物を見つけ稽古用にと仕立てて5年(自作じゃないよ)・・まだまだ着られますね。
化繊でも着物となると、飽きたり傷んだりして2、3年着たら処分するなーんてことはないので、逆に困る。。(ウソウソ 笑)
今日も「貝ノ口」結び。でもちょっとニュアンスを加えてみました。帯巾自体が少し広め(16、7㎝はある)なのでイイ感じに形作れます。

手先を長ーくとって折り返していますし、折り目部分の巾を少し広めに裏面の柄を少し出しています。手先、タレ先を上に向けるところを若干下へ向けて、全体的にまあるい感じに仕上げました。

いつもなら普通によく見るカチッとした「貝ノ口」なのですが、実は先生(踊り教室の)の帯結びがいつも「貝ノ口」なのだけど、その結び方が柔らかでふんわりした形、なんだかとっても素敵なのです。

半巾はこれしかできないのぉ。と先生は謙遜しつつ仰るのだけど、小柄で華奢な先生にとってもお似合い。角出しをイメージさせるような?あるいは大人の蝶結びのような、原型は「貝ノ口」なんですよね。

その雰囲気をちょっと真似てみたのです。同じ半巾帯でも15㎝のよりも17㎝前後ある方がベストですね。
そして、ひと巻き目を上に少し引き出して二巻き目に被せて折り返しました。裏面を出してるわけです。着物も帯もあっさりとした色柄なので、ちょっとしたアクセントです♡

うそつきの襦袢、付けっぱなしの半衿

今日も「うそつき」。でも、いつもの替え袖じゃなくて「半襦袢」。
身頃は晒で袖が襦袢袖(これは化繊で単衣)になっているものです。こういうのが「うそつき」の"おおもと"なんですよね。(肌着の上にこれを着用です)

そこに以前作ったハギレで「片身替わりの半衿」を付けています。そう、飽きるまで付けっぱなしなのです。なのでこういった半襦袢や付け衿などは枚数を確保していますし、このままポリ着物と同じようネットに入れて洗濯機へ~なのです。(もっと言えば衿芯も入れたままョ)

コマメに半衿を付け替えて・・なぁんてことは私は面倒だから😬普段着や稽古着はこんな風に手抜きし放題なのだ。(手抜きじゃなくて、便利なファッションアイテムを使いこなしていると言いたい😀)