会合の着物~「老けるわよ!」だけど着る着る村山大島~♪

ひっさしぶりの、暖かな昼下がりに~
今日は地域の集まりがありました。ご要望に応えて?の着物で参加です。(これからはずっと着物で来いとのご命令、というか励ましを頂いてたので😊)

皆さんとの挨拶は開口一番「さむかったね~!」さすがにこの数日は朝晩暖房を入れていたというお家がほとんどでしたね。

で、今日からは少しだけど暖かさが戻って来て・・
ほんわか暖かいと、気持ちもほぅ~っとゆるくなりますね。
年配者の多い会合には落ち着いた感じがいいかなと、村山大島にしました。

「あんた~ そんな地味なの着るんじゃないわョ~」 笑笑
なぁんて、数年前に踊りのサークルで言われた着物ですけども。一番若い者(その中では)が一番老けたものを着てたというね。

そう言われながら毎年着てる。いやもっと地味(的)なのも着てるし😁

確かにね、ある意味、年相応と思う色を着ると、かえってジミになったりすることも。年にハマり過ぎて尚”老ける”みたいなことよね。

好みや慣れもあろうけど、現代の和装って若い人ほど地味着物な傾向じゃない?私はそう感じてるし、自分も40代の頃は間違いなくそうだった。
聞けば、先の「あんた~・・」の婦人も初めはそうだったんだって~。自分の経験から言っただけのことね。
今日の集まりでは「お母様の着物なんでしょう?いいね、そうやって着てくれると」と。で「うちの娘は・・」と、また話も広がるのね。面白い。

見方言い方は人それぞれだし。受け取り方もまたそれぞれ。それよりなにより、自分が自分のことをどう思ってるかで受け取り方も全然違う。
信頼する自分が着たいもの、着てて心地よいものを着る、それが一番だ😊

あれ?何言ってるんだろ・・好きに書いてると脱線していきそう。
白っぽい帯をと、選んだのは元が名古屋帯だった半巾帯です。ただ半巾に折って手先タレ先を処理しただけの、リメイクとも言えないほどのもの。
六通柄だからひと巻き目は無地ですよ。

若向き柄で使わなくなったものも、こうして半巾でならまだまだ使えるよね。こういったことは昔から多くの着物人がやってきてること。

帯の端っこが擦り切れてきたら巾を細く縫い直し、細帯として使う。また傷んだら更に細く・・そんなふうに大切にして末永く使ったという。現代ではそこまでしませんけど。

けど活用できるものは活用していく。活用できるというよりは気に入ってるものね。じゃないとリメイクしたとしても使わないもの。


目立ちませんが片身替わりの半衿です。
衿後ろ中央から2色を繋げています。同じのをサークル仲間3人にプレゼントしましたが、今も使ってくれてるのは嬉しいこと。
村山大島と言えば、どちらかというと地味な印象ですけど、よく見れば、こんな可愛い絣柄ですよこれ。チューリップみたいだよ。