散歩着物はサマーウールに季節先取り麻の名古屋帯で

今日はサマーウール。仕立てがいまいち?なサマーウール。所々適当な手作り着物です。
あの頃は慣れない和裁も楽しかった。着物を楽しむようになって和裁(だけに限らず)に目覚める人って多いみたいですね。私もそうだったけど一瞬だけの事。

けど、そのおかげで着物の構造がよく分かって、裄丈の直しや袷から単衣に変えることくらいは雑ながらもチョチョイのチョイ(でもないが)だった。

そもそもは得意じゃないから、今はもう無理~と、やりたくないことのひとつとなりました。・・と言いつつも、必要に迫られれば仕方なく縫いごとしてますけど。

そういえば、一昨年の記事(サマーウール、ポーラ着る時期、夏着物のいいところ)にも書いてたけど、このサマーウールはもう解いてしまおう、そう決めていたのですよね。なのに去年も今年もまた着てる。

一度はもう着ないと決め込んでも、時間が過ぎれば又考えも変わるもので。洋服と違って着物ではそういうの多い。というか、結局便利なのサマーウールって。単衣と盛夏用の合間で着るのに丁度いいのです。
散歩着物・・ってお題にしたけど、まぁ目的はショッピングモールにあるATMまわりで。わりと近所ですからボチボチと歩いてね。

買い物もせずショップをブラブラして、スタバで行き交う人の景色ながめながら、ぼ~っとしたりして。昨日の暑さとは打って変わって道中は歩くのにちょうど良い気温。まさにお散歩日和した。

気温的には普通に単衣着物でもいいほどだったけど気分はサマーウール。けっこうな透け感があるので中に着るものには注意しました。(こんなことも有った~手作りサマーウール着物と透け対策

今日は楊柳ステテコと絽の長襦袢の重ね着で透け対策はバッチリでした。綿の楊柳ステテコは汗取りとしても。脚の暑さによる不快感も防いでくれます。
名古屋帯は麻。お太鼓が形的に”角だし”っぽく見えるのは、細く薄い帯枕を使ってお太鼓の下線も緩やかに折ってるから。

良く使う三分紐には琥珀を。10年位も前にペンダントを帯留に加工したものですけど、こうして使ったのはもしかして1度か2度目?くらいかも。

あの頃は面白がって何でも帯留にした(こういうことって着物アルアルじゃない?)ものだけど、実際はそんなに使わないものですね。よく使うのってほぼ決まってる。

帯揚げは夏物ですが、三分紐は細いからその素材にはこだわらなくてもいいですね。涼感がある色であればいい。