稽古の着物~大胆な柄の化繊着物、「時代劇のひとだ」と言われて

今日の踊り稽古日は雨。
濡れても足元を汚しても平気な化繊の着物で出掛けました。

ハデ!というか、大胆な柄です。色の取り合わせがそう見えるんでしょうね。だから、踊り以外で着ることはありません。化繊ですし稽古に向く着物です。

踊り関係で頂いた着物がけっこう多いのですが、これもその一枚。身巾が大きくて、どうしてもダブつきが出るけれど、裄丈がたっぷりなのがスゴイ助かるの。
踊りの所作(袖を使う踊りのフリ)がしやすいのよね。
くすんだ黄色に青緑、赤の細い線。そしてあられ模様。
みんな、先日の一泊旅行の疲れがまだ残っているのか、気の入りきらない感じ?な雰囲気でしたね。

稽古が終わると、ちょうど小学生たちの下校時間と重なるのだけど、私達の姿を見ては、子供たちによく掛けられる言葉が「昭和のひとだぁ」とか「むかしのひと!」とか。確かにその通りなんだけど「着物の人だ」とは言われたことがないなぁ。

今日は極めつけ?「あ!時代劇の人だ!」って。「ぜんぜんちがうじゃ~ん😝」笑っちゃったけど子供たちにすれば、まぁ、まぁね、そういうことなんだね。

そうそう、うちの孫のことなんだけど、”着物”というコトバは言わなくて、言うなら”浴衣”なんですね。着物=浴衣?みたいな。教えてもそう、キモノとは言わないの。

時代だなあと思った。馴染みのない者からしたら着物も浴衣も一緒だしね。あるいは、興味もなければそのコトバすら知らなくても不思議はない。
ああそうだ、さっきの「あ!時代劇のひとだ!」のあとに続けて言われたのが・・
「かわいい~」。そんなこと言ってくれちゃってね、このばーさん達に。

みんなで「あらまーっ ありがとうね!」て、大げさに?お礼言ったよね。笑笑