モダンと古典の融合!譲られ着物の粋な小紋を着てみたら...

黒地の縞々小紋に髭紬袋帯の組み合わせ

予定していた通り、頂いていた小紋を今日の稽古に着て行きました。

以前頂いた時には、このはっきりくっきりとした色あいと粋さが、正直私に合うかどうか?そうなれば、頂いてももし着なければ申し訳ないし・・

との戸惑いがありつつのことでした。

見ると着るとは大違い、着物は着てみないと分からない

黒地に、灰白・青味の灰・灰桃といった横縞の染めです。
よく見ると地紋様が二種入っていて、お召し?のようなサラッとした生地。
きっと似合わないだろうなぁと思いながら着てみるも、これが意外なことに思ってたよりずっと馴染んでた!のにはちょっと驚きました。

年齢のせいですかね?トシとともにボヤケてきた顔の造りや色には、こういったはっきりした感じのがいいんでしょうか?とりあえずこの感じが意外にもOKと分かったら・・

なに?また好み変わっちゃう、カモ?

着物と違う趣で合わせた帯

袋帯も数点頂いていたのですが、着物と似たような線や形の柄だったのでこの着物にはちょっと違うかなと取りやめて、そうだアレ!と合わせてみたのがこの髭紬。灰白に手描きの薄墨牡丹(と思う)
やっと日の目を見ました👍大好きなんですよね髭紬。

着物がはっきりした縞柄なので、帯は主張しないような色柄やこんな薄墨手描きだったりと、テイストの違うものとの組み合わせがいいのかなと思いました。今回はモダンと古典の融合?そんな感じでしょうか。

これは袋帯なのであまり慣れていなく時間がかかるかも?が、前結びですんなり締められました。帯揚げは帯の中にある少しの金茶色とたまたまのリンク。

三分紐ではなく元は細い帯締めです。房の根元をちょん切って(笑 そうすれば帯留めの穴に通りやすい)長いけど三分紐がわりにも使っていますよ。古~いものは惜しげないです。帯留は陶器これも古典柄で、着物の一色と似た色ですね。

秋の道中着と雨コート

今日は朝のみ雨で以降は曇りのち晴れ・・との予報だったので左の道中着をはじめ着ました。ところが出がけに窓から外を見ると小雨が降りだしていて・・☔

急遽右の雨コートに着替えてと。足元の水はね汚れを防ぐには、小雨でも着物の裾まですっぽり覆える雨コートが安心だし最高ですね。

しっかり雨が降ってる状態では、着物の裾を帯の辺りまで端折っておくと、より安心👌

雨コートといえどこれも袷仕立てなので、真冬の防寒コートに切り替わる前までショールと併用すれば十分暖かいものです。

次回二枚目の頂き着物は、やはり濃い色の小紋です。私の箪笥には全くもって縁のなかった雰囲気。さてどうなるかな?