寒くなりましたね。北海道さらには地元の冬は雪のないこんな気候なら随分と生活しやすいのにな・・なんて、分かっていながらもこの時期になると毎年無いものねだりしつつ。。
10月最後の稽古日は、前回に続き頂いた着物を着ました。
自分では絶対に選ばない艶やかな色と雰囲気、アンティーク着物のような紫小紋コ―デ
自分で誂える時や新品でも中古でも着物を選ぶ時って、そうそう色の冒険は出来ませんよね?いいなとは思っても自分が着るとなればまた別じゃないですか。
こんなはっきりした紫色は初めてです。これまでの自分にはない雰囲気の着物に縁させてもらえるって、「譲られた着物」「頂きものの着物」ならではじゃないでしょうか?
チャレンジできて新発見もあったりと、ほんとにありがたきご縁です。いかがかな?
飛び柄がモダンでアンティーク着物のような雰囲気です。
踊りの先輩方にも、いい色♡舞台でも映える色👍と褒めて頂きましたが、まさしくそのとおり。ステージでも着られるようにと誂えたものだと聞いていました。
やんわりニュアンスのお太鼓と帯まわり
この着物にも合うなと、前回の縞々小紋と同じ髭紬の袋帯を使用しました。
角だし結び用の細く平たい帯枕を使い通常のお太鼓を。するとちょっとニュアンスのあるお太鼓の形になります。帯枕なしで帯揚げのみでもOKで、角出しもきっと雰囲気出ますね。
灰紫系のぼかし柄、帯揚げも同じ人からの頂きものです。あ、前回のもね。
帯締めはいろいろ合わせた中でこの暗い赤を、今日は平組のこの色に気が向きました。着物の柄にも入っている色です。
それこそ私が19の頃から使ってきた帯締めで、これはいまだに手放す気にはなりませんね。けっこうポイント色に使いやすいのです。
雨じゃなくても雨草履を履きます
10月も末ともなると、徒歩ではつま先が寒いです。
実際は歩いていれば指先もなんとなく暖かくはなってきますが、見た目にはあまり分からないものの寒々しいので、透明でもカバー(ドーム型)の付いた雨草履を履いています。
画像は行きで、気温は低くても日差しはポカポカ♪
稽古が終わり帰りになると、ググっと気温も下がりそろそろ雪だよ~の知らせ、飛び交う「雪虫」を払いながらの道行きです。
昨夜はもう😨マイナス気温だったのですよ。
ということで次回11月はほっこりな紬、頂き着物3枚目(これで最後)を紹介します。