10月中旬のお稽古着物70代80代小紋や紬の柄が素敵で面白く楽しい!

今週の先輩方のお稽古着物、今回は着物の柄に視点を置いてみました😊

落ち着いたグリーン系の紬は、縞の位置や濃淡を追っかけるように配置する「おっかけ」の仕立て方。「ぶっつけ」というのもありますね。反物の配置の仕方で雰囲気は随分と変わるものです。

雰囲気あるぼかしの縞に打ち出の小槌柄の組み合わせ。

黒ではなく紺に黒を混ぜたような深い色の小紋は、チラチラと舞う小桜に煙草入れと煙管。私的に煙草入れとキセルに萌える~。なんか、いにしえなる風景を想い描き風情を感じちゃいます。

先週の帯を今回も締めて来てくれました。単純な青ではない微妙な色あいがけっこう好評で内心嬉しい。やっぱりね、この方の雰囲気によぉく合ってます😊

青海波や疋田柄、網代や七宝、菱など・・に、梅や橘、菊や藤などの他それはそれは多彩な柄たち!優し気な色合いの小紋に帯まわりの色が引き締めてますよね。ブローチを活用したお手製の帯留めで👍

地文入りの白地に花麻の葉。この麻の葉柄って、見方を変えると四角の立体的なブロックが積まれた模様にも見えて面白いですよね。古典柄であり幾何学模様でもありという感じ、カラフルでポップな印象です。

黒と灰が斜めに配されたモノトーンな小紋。全体に入ったあられに、梅と松葉そして笹の葉の吹き寄せ柄。赤い重ね衿を付けています。嬉しいことに、何年か前にプレゼントした片身替わりの半衿(ハンドメイド)を今もずっと使ってくれてるんですよね😆

と、こんな感じで、着物姿を全体的に観るのも楽しいですが、柄に焦点を当てて見るのも楽しいものです。それこそ柄ひとつひとつに意味合いもあって深い和の世界に魅了されてしまいます😌

ではまた~